indexに戻る
作成:2002/02/10



夜行兵団



 ドラコ正規軍の軽襲撃部隊。
 司令官ロイド・マクギャヴィン大佐は、ドラコ正規軍では珍しく、上官にたてつく人物です。







夜行兵団メック連隊 NIGHT STALKERS BATTLEMECH REGIMENTS

引退を余儀なくされたメック戦士が創設したこの2個連隊は、すっかり名声を獲得している。ロイド・マクギャヴィン大佐は年齢と戦傷が原因で引退した。しかし、もう数年は戦えるとの思いもあった。ドラコ正規軍(DCMS)は懐疑的ながらも、彼に連隊を作る許可を与えた。マクギャヴィン大佐はドラコ実業界の裕福な要人に会い資金援助を求めた。

3020年までに、彼は新品・中古の軽量級メックからなる2個連隊を組織した。彼と同じような理由で引退したベテラン兵を集め、士官とする。精鋭部隊に入れなかった若いメック戦士を採用する許可も得た。

夜行兵団はすぐに注目を集めた。彼らは敵の支配する惑星襲撃を専門としていた。襲撃成功のうちほとんどはライラ共和国軍(LCAF)に対するものだ。彼らの防衛能力もまた賞賛された。特にバトルメック工場のあるアルナイル防衛において重要な役割を担ってからは。

不幸なことに、マクギャヴィン大佐は部下の面倒を見過ぎる嫌いがある。政府からの非難をものともしない彼は、作戦中、部下を危険にさらすことはできないと、二度上官の命令に背いている。このことでクリタ軍上層部は頭を悩ましている。 夜行兵団は暗い色を好む。マクギャヴィン連隊の部隊章は、大きな白い月に向かう大黒猫で、ジョヒロ連隊の記章は、黒衣を纏った骸骨である。



indexに戻る

inserted by FC2 system