ニュース・更新履歴
2013年前期
2013/06/24
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「フィールドマニュアル:3085」
ドラコ連合を追加しました。
2013/06/18
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「フィールドマニュアル:3085」
新コンテンツです。記事「最後のドミニ?」、歴史部分「世界中から集まる」、カペラ大連邦国の三つ。
Herbert A. Beasさんによると、最初の記事「最後のドミニ?」で死亡したマネイドミニは、ナーマー、ソーニャ・アモーラで間違いないそうです(バトルチャットでの発言)。
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Topic: BattleChat - 15. VI. 2013
それで、最新のバトルチャットによると、ダークエイジシリーズの次のソースブックは3151年を舞台にしたものになるようです。大氏族長を扱った"The IlClan"もこの年代になるとのこと。
2013/06/12
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「クロンダイク作戦」
一番下、アニヒレーターを追加しました。
星間連盟製の初期型です。初期型なのですが、欠点の多い中心領域生産型に比べて優秀。スペック上の隙がありません。こっちの機体を正式に生産してほしいですね。文中に出てくる「ガウスジラ」は、かつてスタッフが作ったジョークメックを公式化したものだそうです。
マスターユニットリストによると、ダークエイジのアニヒレーターCは、氏族のほかにライラ共和国と傭兵が入手可能となってます。そしてC2はケルハウンドとウルフ竜機兵団が入手可能となってます。アークロイヤルで生産されているのかもしれません。
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来たるべき大氏族(ilClan)はウルフ氏族で決まりというムードの漂っている昨今ですが、ちょっとした推測を思いついたので書いてみます。
大氏族レースの行方を競馬予想風に表現すると、本命がウルフ氏族、対抗がジェイドファルコン氏族といった感じになります。そして穴馬は、ジャガーやウルバリーンもいいんですが、やはりスターアダーなどの本拠地氏族ということになるでしょう。戦争で疲弊した中心領域に本拠地氏族が侵攻してきたら、地球は瞬く間に落とされてしまうかもしれません。
しかし……、しかしです。用意周到なスフィア共和国がそんな隙を見せるでしょうか? そもそも彼らは「剣を鋤に」プログラムで中心領域の大軍縮を進めていました。スフィア共和国(ないしバックにいる人たち)が本拠地氏族の再侵攻に対して無防備となる政策をとるのは、よく考えてみると不自然……。もしかしたら、彼らは氏族本拠地を監視するなどして、氏族の動向をつかんでいるのかもしれません。もう一歩話を進めます。彼らはすでに本拠氏族を叩きつぶしているのではないでしょうか?
そのために使われた戦力は……もちろんワード・オブ・ブレイクの残党、シャドウ師団です。シャドウ師団はそのために作られたのですから不思議はないでしょう。軽くシミュレーションをしてみます。時期は3100年前後。投入戦力はシャドウ師団3〜4個、戦艦も同様に3〜4隻。隕石射出船〈エリニュエス〉も使われるかもしれません。
残念ながら、この程度の戦力規模では、氏族を殲滅するのは難しそうです。できたら、残った氏族の世界(30前後)すべてに大量破壊兵器を叩き込みたいのですが、二倍の戦力を持ってきても実現不可能と思われます。となると、選ばれたターゲットのみをピンポイントで攻撃するのがいいでしょう。
本拠地氏族のアキレス腱となっているのは、造船所だと個人的に見ます。スノウレイヴンの大規模な施設はリーヴィング戦争にすべて破壊されました。残った造船所を叩いたら、氏族は戦艦を造船できないどころか、航宙艦の整備すら困難になるはずです。氏族の経済は停滞し、再建が致命的に遅れ、大規模な侵攻自体が困難になるでしょう。
氏族の残った造船施設は、スターアダーの主星、ホアードと、コヨーテの主星、キリンにあります。前者をメインのターゲット、後者をサブとしましょう。侵攻の手順はこんな感じです。
ある日、シャドウ師団と護衛艦隊がホアードにスーパージャンプして現れます。真っ先に狙われるのは、もちろん造船所。守る戦艦に対しては核兵器が投入されます。そのあいだ、シャドウ師団は地上の目標を攻撃します。狙うのは工業地域、メック工場、研究所、遺伝子貯蔵施設など。これは文字通りの特攻で、マネイドミニたちは死ぬまで戦います。最終的に化学生物兵器が使われるかもしれません。キリンには、航宙艦と強襲降下船が派遣され、奇襲自殺核攻撃で造船施設を破壊します。
単なる妄想なんですが、意外と長くなりました。シーフォックスあたりはこっそり氏族本拠地を監視してそうなものですが、実際にはどうなっているのでしょうか。
Wild Theory: Fate of the Manei Domini and the Homeworlds
まったく同じようなことを考えているトピックがありました。シャドウ師団による本拠地攻撃は、自分だけの突飛な発想ではなかったようです。
2013/06/08
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「マッカロン装甲機兵団」
一番下、3085年のマッカロン装甲機兵団を追加しました。
スフィア共和国との戦いで、第1連隊と第4連隊が壊滅し、フェイス・マッカロンが死亡しています。
"Era Repor:3145"によると、ラムセス・マッカロンは妹の死に対する復讐のチャンスがないまま3109年に死亡。部隊の指揮は息子のザビエルが引き継ぎました。さらに、その息子サイラス(長男)とテレンスが、ビッグマックで勤務中です。
2013/06/05
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「CCAF カペラ大連邦国装甲軍」
デス・コマンド、リャオ・チャン・チェン(リャオの長城旅団)、市民名誉旅団、カペラ旅団の3085年を追加しました。聖戦後、スフィア共和国との戦争が終わった直後の情報です。
リャオ・チャン・チェン(リャオの長城旅団)は、これまで紹介していませんでしたが、テキストが面白いので訳してみました。
カペラ旅団はスフィア共和国との交戦で、アンバーマール・ハイランダーズとマルシガマ軍団を失いました。両元傭兵部隊の確執というゆっくり進んでいたストーリーは、こういう結末を迎えてしまったようです。せっかく聖戦を生き残ったのに残念です。カペラ旅団に残ったのは、外人部隊的な存在となっているハーロック襲撃隊のみです。
2013/05/30
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「CCAF カペラ大連邦国装甲軍」
武家戦士団の3079年、3081年、3085年を追加。
聖戦において、武家は8個のうち3個が壊滅し、1個が追加され、合計6個となりました。その後、スフィア共和国との戦いで1個が壊滅したので、3085年時点での武家は5個です。3個の武家は再建が進められているようですが、どうなったかは不明です。
この時期の武家は、時代の流れに沿って、諸兵科連合の統合を目指しています。しかし、武家のロリックス教義は、メック戦士の優越を主眼においていますので、なかなか難しいものがあるようです。
2013/05/24
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「聖戦」
150トンのスーパーヘビー・バトルメック、オメガを追加しました。バトルテック史上最大重量のメックです(オルカ除く)。
武装はガウスライフル3門と、LB10-Xが2門。装甲点432点です。100トンメック1.5機分の火力と装甲はあるでしょうか。これだけのスーパーマシンなのに発熱しないので、放熱器が通常型です。鈍足ですが、C3を上手く使えば遠距離から高火力の投射が行えるでしょう。
聖戦の項目は今回で終わりです。"Jihad Final Reckoning"から紹介したブレイクのメックは、ゲシュタルトとオメガだけになりましたが、他にも無人機レヴナントや新型LAM3機が掲載されています。これらはもしかしたら、ウルフ帝国が地球を侵攻した際に出てくるかもしれません。
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スーパーヘビーメックの設計ルールについて少しだけ書いておきます。
スーパーヘビーの設計ルールでは、105トンから200トンまでの超重量を扱うことができますが、実際に使える重量では通常型バトルメックよりも不利となります。スーパーヘビー用の操縦席は4トン、ジャイロは通常の倍(ヘビーデューティー使用のため)、内部中枢も通常の倍(エンドーだとその半分)です。ただし、装備欄は普通のメックの二倍扱いとなります。
スーパーヘビーメックの欠点はなんといっても足が遅くなってしまうことでしょう。歩行3MP/走行5MPを選択すると、エンジンが大型化して、どんどん非効率的になっていきます(ちなみにジャンプジェット搭載不可)。
それならエンジンが小さくて済む重量120トンで機動力3/5/0くらいなら強くなるかもしれません。ちょっと計算してみます。基本部位が、内部中枢12トン(ヘビーエンドー)、エンジン33トン(360通常型)、ジャイロ8トン(ヘビーデューティー)、コクピット4トン(スーパーヘビー用)で合計52トンです。装甲や武装に使えるトン数は68トン。
これが通常の100トンメックなら、内部中枢10トン、エンジン19トン(300通常型)、ジャイロ3トン、コクピット3トンで合計35トンです。装甲や武装に使えるトン数は65トン。あれ……、120トンスーパーヘビーと3トンしか変わりません。しかも100トンメックがエンドースティールを使ったら逆転されてしまいます……。
両者XLエンジン、エンドースティールという仕様にすると、残りトン数がともに79.5トンでまったく同重量となります。120トン・スーパーヘビーのほうには、ヘビーデューティー・ジャイロ、大量の装備欄という優位がありますが……それだけです(大型メックでは装備欄の余裕が重要という話はさておき)。
スーパーヘビーメックの非効率性が思ったよりもはっきりと出てしまいました。やはり内部中枢、エンジン、ジャイロの重量が響いているようです。これなら単純に100トンメックを使ったほうがいいですね。アレスとか出てきても、アトラスで正面から撃ちあってやりましょう。
では、機動力を諦めて、200tの2/3/0メックを作ってみると……内部中枢20トン(ヘビーエンドー)、エンジン52.5トン(400通常型)、ジャイロ8トン(ヘビーデューティー)、コクピット4トン(スーパーヘビー用)で合計84.5トンです。装甲や武装に使えるトン数は115.5トン。実に強襲級メック丸ごとよりも重い重量を武装に使えるということになります。
ちなみに最大装甲は600点。重量に直すと、通常型装甲で37.5トン。装甲をフルに積むと武装に使える残り78トンとなります。中心領域ガウスライフルだと5門+弾薬3トン。……200トンメックのわりに意外とたいしたことないような? むろん、軽いエンジンや装甲を使えばもっと強くなるでしょうが、装備欄数が足りなくなる可能性があります。
こう考えてみると、150トンのオメガは効率の面で、いいところを突いていたのかもしれません。
2013/05/20
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「聖戦」
ブレイクの"マキナ・ドミニ"インターフェース・アーマーとゲシュタルトを追加しました。マキナ・ドミニ用のバトルアーマー、バトルメックのセットです。
ゲシュタルトは、エンジェルECM、ヴォイド・シグネチャ・システム、エネルギー兵器を装備しているのを見ると、特殊部隊的な運用をするために作られたものなのかもしれません。敵戦線の奥深くに長距離浸透し、パイロットが下りて、施設などに潜入するといったイメージです。バトルアーマー(パワーアーマーライト)が破壊されても、中の人がマネイドミニですから、どこまでも戦い続けられるでしょう。敵というよりRPGのPCとして使いたい感じです。
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Battlechat 18 May 2013
向こうのゲームイベントであるGenConにて、"Fall of Terra"というゲームシナリオが行われるようです。地球に侵攻したアラリックのウルフ帝国とスフィア共和国の戦いです。ゲームの結果次第で今後のストーリーがある程度変化するとのこと。
ウルフ帝国による地球侵攻の時期がわかりませんが、おそらくフォートレス・リパブリック解除後のことでしょう。こんなイベントが行われるということは、大氏族になるのはウルフなのでしょうか?
もしウルフなのだとしたら、地球の奪取と最低でも数年にわたる占領が、大氏族になる絶対条件でしょう。その過程でマルヴィナ・ヘイゼンのジェイドファルコンと戦うことにもなるはずです。ついでにゴーストベアもスフィア共和国の援軍で出てくるでしょうか。
なかなか前途多難ですが、仮にも大氏族であり、わざわざソースブックが出るくらいなんですから、ライラとファルコンを吸収して巨大帝国を築くくらいはやってほしいですね。(本当は、大穴の氏族が大氏族になったほうが面白いんですが)。
2013/05/14
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「聖戦」
「秘密超兵器」を追加しました。聖戦時に開発されたワード・オブ・ブレイクの"Secret Super-Weapons"の一部です。
〈エリニュエス〉は記事「諜報報告概要:ムンド・ヌーブラ」で触れられている「惑星全体を破壊できるような現実離れした船」のことです。この船だけでも、中心領域に大きな破壊をもたらすことができるはずですが、以降、行方をくらませています。
スーパーヘビー・バトルメックの項目に出てくる「アマリス・フォーリー」は、失敗に終わった110tメック、マタールのことです。氏族はこれを元に強力な100tメック、ストーン・ライノ(ベヒモス)を作りました。ブレイクの150tスーパーヘビーメック、オメガはデザインがこの二機種に似通っています。
2013/05/09
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「聖戦」
「ワード・オブ・ブレイク残存戦力」を追加しました。
3081年時点で生き残っていると推測されるブレイクの戦力は、シャドウ師団7個、ブレイク市民軍師団4個、戦艦6隻です。わりと継承国家のひとつふたつ吹っ飛ばせそうな戦力ですが、オリエントを襲撃したあとは行方不明になってます。ファイブの残りふたつ(Obeedah、Taussen)か、辺境に行ったのでしょう。戦艦の中で一番大物のセラ級空母は3095年に辺境で目撃されています。
"Interstellar Expeditions(ISP3)"によると、元ブレイク教団員に対する戦後処理と刑罰は生ぬるいものだったようです。数百万人におよぶ下っ端の人たちはとくに何かの処分を下されることもなく、故郷に帰るか、スフィア共和国に移民しました。聖戦で打撃を受けた各国よりもかつてブレイク保護領だった共和国のほうが元ブレイク教団員を受け入れる余地があるそうです。
ブレイクの科学者たちは、前も少し書きましたが、半強制的にスフィア共和国入りさせられました。ROMでさえも、相当数が共和国に籍を移しています。ここで免罪符となったのが、悪いのは教団でなく教団を乗っ取ったマスターだというような言い訳です。教団のうち、マスターの近辺にいなかった人たちは、そのままスフィア共和国に吸収されたような感じでしょうか。
こういうのを見ると、ワード・オブ・ブレイクは聖戦に負けたが継承権戦争に勝利した、というような言い方ができるかもしれません。ジェローム・ブレイクの勝利とも言えるかもしれませんが、地球を中心に共和制国家を建設するというのは、ブレイクの意にかなうものだったのでしょうか? "Jihad: Final Reckoning"冒頭の小説"VINDICATION IN THE ASHES"では、マスターの話を聞いたワード・オブ・ブレイク司教が「ジェローム・ブレイクの意思は達成された」とはっきり言っていますが……
なお、ダークエイジには、ホワイトハンドというネオブレイク派のテロリストグループが登場します。"Levin's List"によると、ファイブ捜索の妨害をしているようですが、小規模で目立ちすぎでブレイク残党のメイン集団とは思えません。いまいちよくわからない人たちです。
ところで、ファイブに関する記事に、隠し世界の“Obeedah”はカペラでなく恒星連邦にあるかもしれない(継承権戦争でカペラから恒星連邦に移った)というような記述がありました。これってもしかしたら、聖戦中にデヴリン・ストーンが捕まっていたキタリーじゃないでしょうか? 根拠のない完全な思いつきですが、ひとつ。
2013/05/03
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「聖戦」
「傭兵の状況」を追加しました。
ディヴィッド・リーアが書いた文章です。これを読むに、スフィア共和国は傭兵の根絶を目指していることがうかがえます。というか、聖戦中にブレイク教団が行った傭兵殲滅プランの続きでしょうか? 仲介機能の喪失、仕事の減少は、傭兵にとって大打撃になりそうです。
ハイランダーズについては、ブレイクに手加減されていたような感じですが、地球帝国の重鎮部隊なので、新国家の礎として最初から残す意図があったのかもしれません。ステルシー・タイガースは全滅したとなっていますが、TROプロトタイプにウルフハウンドを購入したとの記述が見られます。TROのほうが間違いでしょう。
聖戦の新顔として登場しているギャノン・キャノンズは、聖戦シナリオ集"Total Chaos"に登場する部隊の一つです。ホルト・ヒルトッパーズは、ダークエイジまで生き残ったようで、"TRO:3145 Mercenaries"に名前が出てきます。
2013/04/28
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「聖戦」
コムガードについてと、氏族の経済・生産体制の部分を訳してみました。
聖戦後、コムスターは残ったコムガードの戦力をスフィア共和国装甲軍に委譲し、宗教色を薄めた普通の通信屋さんに近い存在になっています(表向きは)。
氏族が生産している装備については、"Objectives: Clans"に情報があります。ただし、この本は3080年1月時点の情報なので、その後「血の祭典」テロで破壊された分までカウントされており、微妙に役に立ちません。
現状、生産されている氏族オムニメックは、デイモス(レイヴン)、ハンキュー(キャット)、マッドキャット(ウルフ)、グラディエイター(ベア)、ダッシャー(ベア)などです。放浪ウルフは、ブレイクのアークロイヤル攻撃後、オムニメックの生産をほぼ諦めたようです。
3080年時点で生産されているバトルメックは、TRO3075に載っている新型機やIICメックが目立ちます。ただ、機種名だけでメックの詳しいバージョンが書かれていないのが残念なところです。
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せっかくなので、ダークエイジのコムスターについて書いておきます。
3132年のグレイマンデー、HPG網の崩壊はコムスターに深刻な打撃をもたらしました。HPG装置のリスタート失敗、通信費が入らず破産寸前、離脱者・自殺者の増加……と、組織自体が終わる瀬戸際にあります。
技術者の一人、タッカー・ハウェルがワイアットのHPGを復旧したのですが、突如として存在しないはずのコムガード第1師団が現れて、いずこかに彼を連れ去ってしまいました。聖騎士はフォートレスの向こう、地球に行ったのではないかと疑っています。タッカー・ハウェルの存在とHPGの復旧は、デヴリン・ストーンないしその背後にいる人たちにとって不都合ですから、おそらく黒幕は彼らでしょう。
ちなみにHPGネットワークの崩壊は、主にシステム・ウィルスの蔓延によって引き起こされましたが、それ以外にも数十のHPGステーションの設備が個々人に物理的に破壊され、中には謎の軍勢の攻撃を受けた場合もあったそうです。この軍勢(剣に巻き付く蛇と、ブラッドレッドのディスクの紋章)は、未来のグリーンゴーストである可能性があります。
もうひとつ、黒幕たちがHPGネットワークを破壊した手法は、聖戦の際にワード・オブ・ブレイクが開発したクラリオン・ノート(クラリオン・コール)によるものだとされています。ISP3には、これを開発したと思われるブレイクの技術者ポートランド・クラリオンさんが登場します……戦後むりやりスフィア共和国に協力させられた被害者として。これはHPG網崩壊にスフィア共和国の中枢が関わってる証拠のひとつです。
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各勢力の経済制度について、テックマニュアルから紹介します。
- 恒星連邦 … 自由市場(Free Market)
- ライラ同盟 … 自由市場(Free Market)
- ドラコ連合 … 社会主義市場(Socialist Market)
- 自由世界同盟 … 自由資本主義(Open Capitalist)
- カペラ大連邦国 … 公開市場共産主義(Open Market Communism)
- 自由ラサルハグ共和国 … 資本主義(Capitalist)
- 放浪ウルフ氏族 … 実験的自由市場(Experimental Free Market)
- ウルフ占領域 … 社会主義(Socialist)
- ゴーストベアドミニオン … リベラル社会主義(Liberal Socialist)
- ジェイドファルコン占領域 … 制限付き社会主義(Restrictive Socialist)
- ノヴァキャット … 社会主義市場(Socialist Market)
- ダイアモンドシャーク … 社会主義市場(Socialist Market)
- コムスター … 企業帝国(Corporate Hegemony)
- ワード・オブ・ブレイク … 制限付き企業帝国(Restrictive Corporate Hegemony)
- タウラス連合 … 資本主義(Capitalist)
- カノープス統一政体 … 公開市場社会主義(Open Market Socialism)
- 外世界同盟 … 社会主義物々交換(Socialist Barter)
- マリア帝国 … 制限付き資本主義(Restrictive Capitalist)
それぞれ訳語の最後に「経済」と付けるべきかもしれません。
氏族はソ連が元ネタのひとつなので、だいたい社会主義となっています。中心領域に巨大な占領域を持っている氏族にとって、いずれ現地の企業と商人階級の違いは曖昧になっていくんじゃないでしょうか。氏族人からなる商人階級は、経済活動を監視する官僚的な役割を背負ったほうがうまくいくかもしれません。
コムスター、ブレイクの企業帝国というのは、政治的な権力を持っている超巨大企業というような意味でしょう。
ドラコ連合は、社会主義市場(現代の中国のようなシステム)となっていますが、歴史上、日本が社会主義であったことはないのでおかしいように感じます。まあ、統制された社会というのを表現したいだけでしょうが。
また、恒星連邦とライラは、自由市場となっていますが、資本主義も併記すべきと思います(両国ともに株式市場あり)。資本主義とだけ書かれているラサルハグと自由世界同盟もおそらく自由市場経済でしょう。
2013/04/23
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「TRO:3145」
コシをやってみました。オムニメックのミストリンクスではなく、武装固定バトルメックのコシです。
実験レベルの装備が実用化されているダークエイジでは、少々おとなしい設計に見えますが、氏族侵攻から100年経ってなお、過不足のない優秀な偵察機と言えるでしょう。傭兵たちが好んで使っているようですが、なぜか傭兵のランダムメック取得表にはコシの名前がありません。
2013/04/20
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「聖戦」
「スフィア共和国の軍隊」を追加しました。ディヴィッド・リーアからデヴリン・ストーンへ送られた報告書です。宇宙中から集まった兵士たちをひとつにまとめるのに苦労している様子が見受けられます。
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"Era Report: 3145"に危険な香りのする箇所がありました。氏族の遺伝子技術についてです。
聖戦の前後から、氏族は新しいフェノタイプの研究、開発、実験に携わっていました。有名なのは、ヘルズホース氏族のタンクウォリアー(戦車戦士)と、ノヴァキャットの神秘階級でしょう。
"Era Report: 3145"には、エルスター(ELSTARS、エリート・リスターの略)という従来型フェノタイプの強化版が登場します。
エルスターのメック戦士は、通常のフェノタイプよりもさらに器用さと反射神経が強化され、高熱に耐えられる肌と神経を持ち、神経ヘルメット装着用に頭蓋骨が整形されています。ついでに髪も存在しないとのこと。
エルスターのエレメンタルは、通常のフェノタイプよりもさらにマッチョで、負傷に耐えやすく、もしかしたら痛みを無効化し、傷の治りが早いかもしれないということです。
エルスターのシブコは3145年現在、まだ子供なのですが、有望な結果を残しているとされています。もしかしたら、いずれ氏族は、人類からさらにかけ離れた戦士たちで満たされるかもしれません。それが大氏族になるとしたら……あまり想像したくない未来です。
気になるのは、エルスターを最初に作ったのがジェイドファルコンの科学者ということです。かつてソサエティは似たような遺伝子研究に手を染めていました。エルスターはそれらを思い起こさせます。ひょっとして、氏族の科学者階級のなかでは、ソサエティが息を吹き返しているのかもしれません。
2013/04/15
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「聖戦」
記事を3つ「供述書」、「剣を金属片に: 回収を行わない風潮が広まる」、「氏族宙域: 新たな海賊のフロンティア?」です。
「供述書」は、シンガポールの戦いで100万の民間人が死んだ件に関する裏話です。というか全部、トマス・ホガース(ライラの社交界将軍)の仕業です。太字になってる部分だけを読むと、ブレイク司教の証言が改竄され、トマス・ホガースの凶行が隠蔽されるという仕組みになってます。INNにすっぱ抜かれましたが。
"Jihad: Final Reckoning"のニュース部分はここまでです。
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"Era Report: 3145"よりドラコ連合について。
恒星連邦のドラコ境界域主星、ロビンソン攻略に成功したドラコ連合は、3145年で最も輝かしい勢力のひとつに見えますが、実のところ最悪の状態にあります。
ダークエイジシリーズが始まった時点で、ドラコ連合の大統領は、ホヒロ・クリタの息子であるヴィンセントでした。その後継者である息子セオドアは、3037年1月、フォートレス・リパブリック突破に失敗して死亡しました。その後の2月半ば、パーキンソン病を煩っていたヴィンセントの妻ラミコが心臓発作で亡くなります。それから二週間後、ヴィンセントの娘で新しい後継者エミが降下船爆発で死亡。……大統領はたったの二ヶ月で妻と子供二人を失ったということになります。
しかし、悲劇は終わりませんでした。妊娠中だったセオドアの妻チョミエが暗殺者の手に倒れます。そしてヴィンセント自身も、残った息子リュヒコ(パーキンソン病で闘病中)と共に爆殺されてしまったのです。これでクリタ一族は死に絶えました。
ここで大統領の座をつかんだのが、ヨリ・クリタです。彼女はセオドア・クリタ(タカシの息子の方)の庶子、フランクリン・サカモトの孫にあたります。ヨリは11歳まで何も知らずに貧しい暮らしを続けていましたが、マツハリ・トラナガというDCMSの元帥に見いだされ、利用されることになります。このマツハリ・トラナガこそが、クリタ一族を暗殺した真犯人です。ヨリを使って、国を乗っ取ったのです。
ドラコ連合内にはこれを快く思わない者たちがいました。ノヴァキャット氏族と、カタナ・トーマーク(現ディーロン元帥)です。実のところ、ノヴァキャットは降下船爆発で死んだはずのエミ・クリタとその子供を匿っており、正統な後継者を擁立するため、ドラコ連合に対する公然とした反乱を始めました。カタナ・トーマークもこれに呼応します。
しかし、反乱は完全な失敗に終わります。ノヴァキャット氏族は全滅。エミ・クリタと子供は毒をあおって死亡。カタナ・トーマークは捕らえられ、行方知れずとなりました……。
いまのところ、クリタの正統が復権する見込みはありません。そもそもホヒロの血統は絶えているので、ヨリ・クリタを打倒しても、代わりがいないのです。いるとしたら、ヴィクターとオミ・クリタ(セオドアの娘)の息子、キツネ・クリタおよびその子孫でしょうか。キツネについて詳しいことは不明ですが、フォートレス・リパブリックの内側にいるものと思われます。
ノヴァキャット氏族は消滅してしまいましたが、反乱前に分派のスピリットキャッツが自由世界同盟内の氏族保護領(Clan Protectorate)に移住しており、難を逃れました。また、神秘階級(Mystic Caste)のキショー・ノヴァキャットが民間人多数、脱出できた戦士たちと共に、氏族保護領へと向かっています(その後どうなったかは不明)。ノヴァキャットが完全に死滅したということはなさそうです。彼らの手には、セオドアの息子、ミノルのDNAもありますね。
氏族保護領は自由世界同盟のスフィア共和国元国境線沿いに作られた新しい国家です。オリエントの招きに応じて、スピリットキャッツとシーフォックスのデルタ・アイマグが入植しました。主星は惑星マーリック。合計7つの世界で構成されています。自由世界同盟に氏族が加わるのはなかなか面白い趣向です。元々が異文化の集まる連合国家なので、軋轢は少ないかもしれません。
ちなみに自由世界同盟のマーリック=スチュアート共和国は崩壊し、元領土はほとんどがウルフ帝国に組み込まれ、一部が氏族保護領になりました。アトレウスは自由世界同盟所属の独立世界扱いというものすごい状態です。ウルフ帝国と氏族保護領は国境を接しており、両者のあいだで神判が行われているようです。自由世界同盟とウルフ帝国は平和条約を結んでいるんですが、例外規定とのこと。
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どうでもいいことなんですが、"TRO:3145 Mercenaries"は、よく読むとかなりのタイトル詐欺ですね。実のところ、この本には「傭兵」の要素がほとんどありません。
本書で紹介されているメックや車両は、シーフォックス製、辺境製(スノウレイヴン含む)のものがほとんど。傭兵が設計、開発、生産に関わったというようなものは皆無です。35トンメック、ティブロンに至っては、傭兵への販売すら許されておらず、シーフォックス専用機だったりします。"Mercenaries"と言える部分は、ガラテアで傭兵向けに生産されているジェイドホークと、"Notable Units"に心持ち傭兵が多いことくらいでしょうか(数えたら、37のうち15が傭兵でした)。
おそらく、XTROシリーズの第一弾が"Mercs"で、そこそこ売れたようなので、TRO:3145シリーズにも傭兵の名前を冠したのでしょう。ウルフ竜機兵団のブラックウェル社は聖戦で消滅しましたが、ケルハウンドのアークロイヤル・メックワークス製品くらいは載せてもよかったんじゃないでしょうか("TRO:3145 Clan"か、"TRO:3145 Lyran Commonwealth"行き?)。
レビュー的なことを書いておくと、この本で紹介されているのは、バトルアーマー2機、装甲車両4両、VTOL5機、メック11機、プロトメック1機、小型船艇2隻、降下船1隻です。値段の割りに量が少なく感じるかもしれませんが、全バリアント分のレコードシートがびっしりついてくるので、そう高くもないでしょう。ちなみにVTOL5機種のうち4機種が、なぜか輸送ヘリだったりします。
傭兵の視点でカタログ的にこの本を見るに、ほしいのはシーフォックスが生産・販売しているコシ、ブラックホーク、ヴァルチャーMkIVの氏族メック三点セットでしょうか。この三機種だけで中隊を組んでもいいくらいです。マッドキャットMkIVはXXLエンジンなのでとても手が出ません。
コシとブラックホークは、非オムニメック化された通常型バトルメックです。コシはレーザー兵装に電子戦装備フルセット付いているコシ3がおすすめ。ブラックホークはオムニメックのノヴァよりも装甲が薄くなってる点に注意。装甲厚めでATM装備のブラックホーク2が買いでしょう。
2013/04/11
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「聖戦」
"Jihad: Final Reckoning"から、記事を3つ「ブレイク派、オリエントを襲撃」、「この日、炎の中に終わる」、「恐怖と不確実性が元同盟内に新たな傭兵市場を作る」です。
地球が陥落してもまだ聖戦は終わっていません。"Jihad: Final Reckoning"では、地球陥落のその後と各国の状況についてが語られます。
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"Era Report: 3145"と"TRO:3145 Mercs"を読んでいます。
3130年、デヴリン・ストーン失踪。3132年、HPG崩壊。3135年、フォートレス・リパブリック。そして……3145年。中心領域は戦争に満ちあふれているようです。
上記の両書をまとめたのは、スフィア共和国の聖騎士という設定になっています。スフィア共和国の中枢は、フォートレス・リパブリックで引きこもっていますが、一部の戦士たちが"Stone's Remnant"の名で活動中。指揮官は前総統のダミアン・レッドバーンで、アリアナ・ゾウ、ジャネラ・レイクウッド、クリストフ・エルベ、タラ・キャンベルなどが従っています。レッドバーンの真の狙いは、中心領域を互いに戦わせて、疲弊させることでしょう。
フォートレス・リパブリックは、外部からスフィア共和国の中心、第10領域(Prefecture X)へのジャンプを不可能とするものです。フォートレス・リパブリック発動の1年後、ドラコ連合のセオドア・クリタ(ホヒロの孫)が、ジャンプに挑戦したのですが、一週間後、ジャンプ開始位置に戻されたあげく、乗員と船が分子レベルで結合してしまいました。どうやらハイパーパルス空間を制御するような技術が使われているものと思われます。フォートレスが解除されるのは、5〜6年後くらいでしょうか?
この時期、最もダイナミックな動きを見せているのがウルフ氏族でしょう。ウルフは突如としてライラ共和国/自由世界同盟の国境周辺に移住し、ライラの自由世界同盟侵攻(ハンマーフォール作戦)に参加しました。ウルフ帝国(WOLF EMPIRE)の樹立です。ウルフはアトレウスまであと一歩のところにまで迫りましたが、ライラに使い捨てにされることに気づいて反転、今度はターカッドに迫ります。しかも同時にジェイドファルコンが「北」から侵攻してきたため、挟まれたターカッドは陥落寸前となりました。
3145年時点で、ライラが生き残ってるのは、ウルフとファルコンを互いに戦わせるという作戦がどうにか成功したからです。現状、ウルフはライラよりもファルコンとスフィア共和国に関心を示しています。この地域の将来はきわめて不確定性が高いと言えるでしょう。
ウルフの現氏族長、アラリック・ワードは、カトリーナ・シュタイナー=ダヴィオンが自分の遺伝子を使って作り出した疑似トゥルーボーン(?)的な人物です。つまりライラ共和国国家主席の資格を持っていることになりますが、事実を公表しても、あまり真剣には受け止められなかったようです。いずれライラ=ウルフの連合国家が誕生するかもしれません。ちなみに、アラリックにはカトリーナだけでなく、ヴィクターの血統が使われているのですが、ワードのブラッドネームを取得していることから、もしかしたらヴラッド・ワードも混ざっているのかもしれません。
恒星連邦も、ライラ共和国と同じく国家存亡の危機に立たされています。ドラコ連合とカペラ大連邦国に攻め込まれ、境界域の主星、ロビンソンとニューシルティスをそれぞれ落とされました。3144年、カレブ・ダヴィオン国王戦死、サンドヴァル公爵戦死。3145年、ハセク公爵処刑……と、国自体が崩壊してもおかしくない状況です。
しかし、これらの苦境は主役のために用意されたものに過ぎないかもしれません。恒星連邦新国王の名はジュリアン・ダヴィオン。第1ダヴィオン近衛隊を率いて、スフィア共和国とライラ共和国を助けるために戦っていた男です(ちなみにジャクソン・ダヴィオンの孫)。彼が戻ってくるからには、恒星連邦の逆襲が待っているのでしょう。
傭兵では、エリダニ軽機隊がヘスペラスIIで全滅しました(生存者なし)。死地に単独で残されたがゆえの結果です……。再建の可能性はあるのでしょうか? ケルハウンドもジェイドファルコンの軌道爆撃で全滅したのですが、1個強化大隊が再建され、元気にファルコン領土を襲撃して回っています。ちなみにヘスペラスIIがファルコンに攻撃されたのは、襲撃の成功に刺激されたからだったりもします。
ドラコ連合の傭兵に、マクファーデン・スカイ・ストームという部隊名が見られますが、おそらく航空傭兵部隊のマクファーデン・スカイライダーズとサマーストームが合併した部隊でしょう。恒星連邦のフォックス級コルベット(アヴァロン級巡洋艦の間違い?)を、ほぼ単独で破壊しているので、聖戦時より腕前を落としていないことがうかがえます。
他には、グリーンマシーン、クリーンキル、パンドラボックス、アヴァンティ・エンジェルス、カークパトリック・インベーダーズ、リーサル・インジェクション、ホルト・ヒルホッパーズが生き残っているようです。フィルトヴェルトに雇われていたサンパースは、3100年ごろに傭兵の身分を捨てて、フィルトヴェルト市民軍のサンパー強襲連隊となりました。
ウルフ竜機兵団はライラにいてもつまらないとばかりにドラコ連合に雇われました。現在の指揮官は、トーマス・ブラベイカー(竜機兵団のトゥルーボーンか、戦災孤児かは不明)。戦力は、アルファ連隊(ブラックキャット大隊、訓練大隊、予備要員大隊)、ベータ連隊大隊、ガンマ連隊、諸兵科連合独立打撃大隊群(スパイダーウェブ大隊、タランチュラ大隊、ウルフズベイン大隊)です。
2013/04/06
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「リーヴィング戦争」
ソサエティ製の85tオムニメック、オステオンを追加しました。ザ・ジャガーも使っていた、まさにソサエティ最強の機体です。
内部中枢は強化型、装甲はフェロラメラー(ダメージ二割カット)、コクピットは胴と、防御力を高める設計。指揮官を守る役割を持った機体でしょうか。後方から支援するというのが基本ドクトリンのようです。
ザ・ジャガー仕様は、ウルトラAC20、ERPPC、大口径パルスレーザー、ER小口径レーザー×2、ノヴァCEWS、リトラクタブル・ブレードという、遠近・攻守のバランスが取れた構成になっています。
ちなみにオステオンとは「骨単位」という意味だそうです。ソサエティにはこういう奇妙な科学用語をメックに付ける習慣があるようです。
本当に長くなりましたが、リーヴィング戦争は今回で終わりとなります。サプリメンタルが残っていますが、それはまたいずれ。
2013/03/31
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「リーヴィング戦争」
ソサエティ製のスプライト・ウルトラヘビー・プロトメックを追加しました。LRM5を4門持つ15トンのプロトメックです。
2013/03/27
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「リーヴィング戦争」
人物のエリアル・スボーロフ、"ザ・ジャガー"、セミ・カラザを追加しました。
2013/03/22
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「リーヴィング戦争」
リーヴィング戦争の人物に入ります。レイヴン・クリアウォーターとマグナス・デルヴィラーです。
レイヴン・クリアウォーターはソサエティに協力したコヨーテ氏族の副氏族長です。コヨーテが氏族として生き残れたのは、彼女の名誉ある振る舞いのおかげでしょう。
マグナス・デルヴィラーはストーンライオン氏族の初代氏族長です。ここまでストーンライオンについてはほとんど触れてませんでしたが、彼の解説を読めばなにが起きたのかだいたいわかると思います。
2013/03/18
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「リーヴィング戦争」
ウルフ氏族を追加しました。
ウルフといえば、広大な領土と効率的なシステムを持ち、物資の面では苦労していませんでしたが、主星タマラーがブレイクの奇襲核攻撃で壊滅したことと、氏族宙域との連絡が絶たれたことで、軍需物資の入手先がなくってしまいました。そこで急遽生産されたのが、サンコブラ、ツンドラウルフなどです。いずれもダークエイジに登場しています。
そのあいだ、わりと無策だったヴラッド・ワード氏族長は、ドラマチックさに欠ける死を迎えました。せめてブレイク相手に死にたかったところです。
2013/03/13
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「リーヴィング戦争」
ジェイドファルコン氏族を追加しました。エティエンヌで大打撃を受けた彼らのその後です。指導部が代替わりしています。
ファルコン国境で活動する傭兵隊、ルビンスキー軽機隊は、かつてブラックジャックで敗北した雪辱を果たしましたが、その後さらにファルコンの逆襲を受けてしまいました。3085年時点の戦力は45パーセントです。
2013/03/09
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「リーヴィング戦争」
ダイアモンドシャーク氏族を追加しました。チェインレイン・アイルズの領土化、氏族本拠地の監視、交易世界確立、アークシップの建造などについて触れられています。
2013/03/05
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「リーヴィング戦争」
スターアダー氏族を追加しました。
他の氏族が大きく弱体化したこともあり、アダーは本拠地残留氏族の中心となっています。文中、元スモークジャガーの海賊、ロッソー・ハウェルの最期についても語られています。
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リーヴィング戦争を生き延びた本拠地氏族の戦力をまとめてみました。
氏族名 | 戦艦 | 銀河隊 | 星団隊 |
ブラッドスピリット | 2 | 4 | 10 |
エスコーピオン・インペリオ | 3 | 6 | 18 |
クラウドコブラ | 7 | 5 | 18 |
コヨーテ | 3 | 2 | 8 |
スターアダー | 13 | 12 | 42 |
ストーンライオン | 2 | 2 | 7 |
まっとうな戦力を保持できているのは……スターアダーのみ。他の氏族は見る影もありません。しかも3085年時点でブラッドスピリットは滅亡し、スコーピオンは追放されています。最終的に氏族宙域に残った戦力は、合計しても戦前の氏族2.5個分くらいでしょうか。
2013/02/26
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「リーヴィング戦争」
コヨーテ氏族を追加しました。
コヨーテはソサエティの反乱に加わったことから、他氏族による殲滅が妥当だと思われましたが、一部の戦士が名誉を見せたことやソサエティに乗っ取られたのが明白といった理由でなんとか生き残ったようです。唯一の希望は大規模な造船所を持っていることでしょうか。謎の創設者、ジェニファー・ウィンソンの血統についても触れられています。
2013/02/19
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「リーヴィング戦争」
クラウドコブラ氏族を追加しました。
コブラはリーヴィング戦争でほとんど目立たなかったにもかかわらず、大損害を負ったようで、3085年時点でも4個銀河隊(15個星団隊)の戦力しかありません。遺伝子の汚染もひどいものがあります。
2013/02/11
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「リーヴィング戦争」
記事「ヘリオンの残存戦力」を追加しました。
新章「創設者の未来」に入りました。ここでは各氏族の3085年時点での状況が語られます。ブラッドスピリット氏族は武装した市民を使ったことから3084年に滅亡しました。ゴリアテスコーピオンは、エリダニ軽機隊隊員の遺伝子を取り込もうとしていたのがバレて、氏族宙域から放棄され、深辺境で新勢力エスコーピオン・インペリオ(スコーピオン帝国)となっています。
「ヘリオンの残存戦力」は、エスコーピオン・インペリオの項目にあった囲み記事です。アイスヘリオン氏族残党の報告という点では、前回の「ヘリオン・ヘルライジング」と同じですが、こちらはダイアモンドシャーク・ウォッチの報告であり、グリーンゴーストとの関わりについて触れられています。
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「聖戦」
真ん中あたり「キタリー・マニフェスト」を追加しました。適当に検索してください。
キタリー・マニフェストはデヴリン・ストーンがキタリーを解放した際に出した宣言・決起文です。後のスフィア共和国につながる重要なものであるようなので訳してみました。
平和のために戦争をやるというような、思ったよりありがちなことが書かれていますが、注目すべきは星間連盟が否定されていることでしょうか。「あのすばらしい星間連盟を復興させて自分が第一君主になる」というのがバトルテック世界の価値観なので、その先を行っているという感じがします。
ウルバリーン氏族とキャメロン一族の末裔が古き地球帝国を復活させようとし、マスターがそれを妨害して新しい国家であるスフィア共和国を作った……というような理解を個人的にしました。
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古いネタなんですが、ダークエイジのコンテンツから電球ジョークを抜粋して紹介します。「Q. 電球を交換するのに何人の日本人が必要か? A. 2人。1人が電球を交換し、1人が写真を撮る」というようなエスニックジョークのバトルテック・ユニバース版です。
Q. 電球を交換するのに何人のカペラ人が必要か?
A. 1人。ただし、この1人は電球交換のため、皇帝に命を捧げることになる。
Q. 電球を交換するのに何人のブレイク派が必要か?
A. 教えてやってもいいが、知られたからには死んでもらう。
Q. 電球を交換するのに何人のダヴィオン兵士が必要か?
A. 13人。1人が周囲の地形を偵察し、1人が状況伝達のため本部と通信し、4人が援護射撃を提供し、4人がはしごを確保し、1人が電球を交換し、2人が全員の撤退をカバーする。
Q. 電球を交換するのに何人のドラコ人が必要か?
A. 3人。1人が電球を交換し、1人が名誉を持って交換するか監視し、1人がこっそりその場を離れてヤクザに他の2人が何をしているか耳打ちする。
Q. 電球を交換するのに何人のDEST隊員が必要か?
A. なし。DESTは電球を交換しない――彼らは暗闇を好むのだ。
Q. 電球を交換するのに何人のノヴァキャットが必要か?
A. 1人。ただしまずドラコの了解を取ってから。
Q. 電球を交換するのに何人のファルコンが必要か?
A. 切れた電球はデズグラである。破壊せねばならない。
Q. 電球を交換するのに何人のウルフが必要か?
A. 2人。ただし、互いに相手が交換するべきだと押しつけあうので、どちらも仕事を完遂することはない。
Q. 電球を交換するのに何人のシーフォックスが必要か?
A. お待ちください! 半値で新型にアップグレードします。
A. 1人。ただし、この1人は電球交換のため、皇帝に命を捧げることになる。
Q. 電球を交換するのに何人のブレイク派が必要か?
A. 教えてやってもいいが、知られたからには死んでもらう。
Q. 電球を交換するのに何人のダヴィオン兵士が必要か?
A. 13人。1人が周囲の地形を偵察し、1人が状況伝達のため本部と通信し、4人が援護射撃を提供し、4人がはしごを確保し、1人が電球を交換し、2人が全員の撤退をカバーする。
Q. 電球を交換するのに何人のドラコ人が必要か?
A. 3人。1人が電球を交換し、1人が名誉を持って交換するか監視し、1人がこっそりその場を離れてヤクザに他の2人が何をしているか耳打ちする。
Q. 電球を交換するのに何人のDEST隊員が必要か?
A. なし。DESTは電球を交換しない――彼らは暗闇を好むのだ。
Q. 電球を交換するのに何人のノヴァキャットが必要か?
A. 1人。ただしまずドラコの了解を取ってから。
Q. 電球を交換するのに何人のファルコンが必要か?
A. 切れた電球はデズグラである。破壊せねばならない。
Q. 電球を交換するのに何人のウルフが必要か?
A. 2人。ただし、互いに相手が交換するべきだと押しつけあうので、どちらも仕事を完遂することはない。
Q. 電球を交換するのに何人のシーフォックスが必要か?
A. お待ちください! 半値で新型にアップグレードします。
2013/02/07
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「リーヴィング戦争」
記事「六大氏族評議会」「ヘリオン・ヘルライジング」を追加しました。
六大氏族評議会は中心領域に脱した氏族(ファルコン、ウルフ、ベア、シャーク、レイヴン、ホース)による臨時族長会議のようなものです。この記事では「ドアに立ちふさがるウルフ」にあった、ケレンスキー遺伝子遺産破壊事件の顛末が語られます。ウルフ氏族とヴラッド・ワード氏族長は、拒絶戦争以来、空気化していましたが、久しぶりにウルフらしい狡猾な行動をとったと言えるでしょう。ラグナー・マグヌッソン(元ラサルハグ人)が氏族人らしい発言をしているところにもちょっと注目です。
「ヘリオン・ヘルライジング」は、アイスヘリオン氏族残党に関する記事です。報告しているのは、スコーピオンに吸収された元ヘリオンのウォッチであるようです。
2013/02/04
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「リーヴィング戦争」
記事「アダーの強襲」を追加しました。スターアダーによるバーロック本拠地、タニス強襲の模様です。
この戦いでアダーから離脱したバーロック氏族は完全に滅びました。といっても、反乱に参加した元バーロックの戦士たちはごく一部であり、元バーロックの戦士、遺伝子、ブラッドネームは普通にスターアダー氏族内に残っています。
ソサエティとバーロック氏族が壊滅したことで、氏族宙域の戦乱は終結しました……と言いたいところですが、まだ何も終わってはいません。そもそもの発端となったリーヴィング戦争、それがそのまま残されているのです。以下少しだけ説明します。
戦後処理が終わった、3075年7月、族長会議が招集され、氏族の長たちが一堂に集いました。ここでスターアダー氏族のンブタ氏族長は、中心領域に汚染されたとある氏族に対するリーヴィングを呼びかけます……それはリーヴィング戦争を始めた当事者であるスティールヴァイパー氏族です。まあ、ヴァイパーは中心領域にいた侵攻氏族なのだから、汚染されていると言われるのは当然でしょう。そもそも彼らが自分たちを棚上げにしてリーヴィングを始めたこと自体がおかしいのです。
投票が行われ、ヴァイパーを除く、すべての氏族が賛成に投票しました。これはヴァイパーの自業自得でもあり、スターアダーの政治的策謀でもあるでしょう。他の氏族は、強力な政治的ライバルが消えることに喜んでいたようです。
怒り狂ったアンドリュース大氏族長は拒絶の神判を求め、レーザーピストルでンブタ氏族長を撃ち殺しました。しかし、レーザーピストルを会議の場に持ち込むのは氏族法的に御法度であり、スティールヴァイパーに対する殲滅の神判が完全に決まりました。
リーヴィング戦争とソサエティ鎮圧の急先鋒に立っていたスティールヴァイパーですが、氏族連合軍の攻撃の前にあっさり滅んでしまいます。リーヴィングの呼びかけから、滅亡までわずか2ページ。あっけなく適当な最期でした。
これでようやくリーヴィング戦争が終わりますが、"The Wars of Reaving"では、3085年までさらに10年分の歴史が描かれます。3075年時点で生き残ってる本拠地氏族は、ブラッドスピリット、クラウドコブラ、コヨーテ、ゴリアテスコーピオン、スターアダー、ストーンライオン(ヘルズホース生存者)です。
2013/02/01
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「リーヴィング戦争」
記事「ヴァイパーの毒」を追加しました。スティールヴァイパーによるコヨーテ主星、タマロン強襲の模様です。
この戦いでコヨーテは滅亡寸前となり、コヨーテ内に根を張っていた氏族宙域のソサエティは力を失いました。前回、中心領域のソサエティがファルコンに倒されたので、ソサエティの反乱は3年でほぼ鎮圧されたということになります。残りはバーロック氏族と暗黒階級です。
2013/01/26
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「傭兵部隊 3059年」
ナーハル襲撃隊の3071年を追加しました。聖戦中、彼らはとある事情でドラコ連合から離脱し、ドラコの傭兵嫌い、傭兵不信をさらに強めています。
この事件の原因となったのが、連邦共和国内戦時に起きた、恒星連邦(ドラコ境界域)とドラコ連合の紛争です。この戦いは特に残虐なものとなり、両陣営が捕虜を射殺するなどの戦争犯罪に関与したとされています。一部の捕虜が返還されていないとの噂も出ていましたが、上の記事でドラコ側については確認されたということになります。
3085年、ナーハル襲撃隊は、恒星連邦に仕える傭兵メック連隊として残っています。
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「ワコー特戦隊」
一番下、3059年時の情報を増強、3071年を追加しました。
ここには書かれていませんが、トータルカオスによると、ウェイン・ワコー大佐のアウトリーチ攻撃は、予定よりも早まったものだったそうです。ワード・オブ・ブレイクは、ブレイク師団て惑星強襲すると同時に、内部で反乱を起こさせるつもりだったのでしょう。
2013/01/21
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「XTRO」
"Experimental Technical Readout: Pirates"から二機種。ヘルスポーンとヴィクターです。
ヘルスポーンはTRO3067に掲載されている45トンメックで、6/9/6、装甲104点、LRM10×2、中口径パルスレーザー×3という仕様。デルヴィッシュの後継機というポジションになってます。海賊のヘルスポーン・ハルパリンは装甲を厚くし、ロケットランチャーとER中口径レーザーを搭載して、中近距離で敵と殴り合えるようになってます。ECMで被害者の通信を妨害するのは、海賊らしい戦術でしょう。
ヴィクター・セントジェームスは、ロングトム間接砲の小型バージョン、ロングトムキャノンを積んでいます。射程は短いのですが、LRMの間接射撃ルールで攻撃可能です。
2013/01/17
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「リーヴィング戦争」
記事「一親類族の滅亡」「ファルコンの復讐」「トカーシャ陥落」を追加しました。
「一親類族の滅亡」は、ジャガーによる惑星アトレウス攻撃の様子です。遺伝子ウィルス攻撃によってファイアマンドリル氏族最後の親類族が滅亡しました……つまりこれで氏族滅亡ということです。地味な氏族の地味な最期になってしまいました。
「ファルコンの復讐」は、ファルコンによるソサエティ本拠地攻撃の様子です。これで首謀者のエチエンヌは倒され、ファルコン内のソサエティが壊滅しました。ローアマスター・ケール・ペールシャーの勇姿が見られます。
「トカーシャ陥落」は、ヴァイパーによる惑星トカーシャ攻撃の様子です。トカーシャで有名なのは大規模なメック工場があることでしょう。ヴァイパーはいまだに被害の大きい神判(というか単なるジェノサイド)を行っています。
2013/01/11
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「リーヴィング戦争」
記事「ロレンゾの逃亡」「ベアへのちょっかい」「〈スウィフト・ストライク〉のタイタニック的航海」を追加しました。
「ロレンゾの逃亡」は、ヴィントン壊滅を海中都市で生き残ったダイアモンドシャークの商人長が中心領域に帰還するまでを記したものです。氏族のプロトメック技術がいかにして中心領域氏族に伝わったのかについても書かれていますね。シャークとスピリットの商人長が神判めいたものを行っていますが、民間人にもそのような風習があるのでしょうか?
「ベアへのちょっかい」は、バーロック氏族による中心領域氏族介入の様子です。これの伏線として、他のソースブックに「3073年の8月、ゴーストベアの辺境沿いでアダー、ホース、ベアによる三つどもえの戦いがあった」というニュースがありました。そして、その真相は……というような話です。複数の勢力が絡んでいるので、少々わかりづらいかもしれません。
「〈スウィフト・ストライク〉のタイタニック的航海」は、ヨーク星系の海戦を生き残ったダイアモンドシャークの〈スウィフト・ストライク〉が中心領域に帰還するまでを記したものです。この話は、TRO:3075が初出です。
スターアダーがヨーク封鎖に使っていた戦艦は、ナイトロード級〈アブソリュート・トゥルース〉にソヴィエトスキー・ソユーズ級〈ニゴール〉と、共に大型艦だったので、シャークの大型輸送艦〈タイタニック〉(ポチョムキン級)と、小型コルベット〈スウィフト・ストライク〉(フレダサ級)では勝負にならなかったようです。
2013/01/04
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「リーヴィング戦争」
記事「プライオリの大逆」「プライオリ処分」「プライオリの亡霊」を追加しました。プライオリはスターアダー氏族が半分を支配する惑星でしたが、バーロック氏族に奪われていたようです。