ニュース・更新履歴
2008年前期
2008/06/27
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ミルスペック」
9M型ウルバリーンを追加しました。オートキャノンの代わりに、ヘビーPPCを搭載した、いかにもマーリック的なウルバリーンです。
この新型を改修しているアリス・ルーセ=マーリック(オーガスティン女公)は、ヤノス・マーリックの孫にあたる人物で、聖戦時には自由世界同盟内の反ブレイク抵抗軍の急先鋒に立っています。
彼女の母親、クリステン・マーリックは、ヤノスの実子でありながら傭兵としてランゲンドルフ槍機兵隊に入隊し、その後、夫のイジー・ルーセ(槍機兵隊出身)と共に、自らの傭兵団、クリステン・クラッシャーズを創設した傭兵隊長でした。その母の戦死後、アリスがクラッシャーズを引き継ぎ(父親が実質的指揮官)、反ブレイク抵抗軍の中核としています。
マーリック一族は、男性より女性に魅力的なキャラクターが多いかもしれません。
2008/06/24
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クラウドコブラ氏族」
クロイスターと主要人物を追加しました。
各クロイスター(修道院、宗派)の教義は、既存の宗教に基づいており、それぞれアナサズ(北アメリカ・プエブロインディアンのアナサジ族)、ジョシアン(キリスト教)、カアン(ユダヤ教)、コーラニ(イスラム教)、トンゴ(ズールー)、ロッセイ(ノヴァキャットの神秘主義)ということらしいです。これらクロイスターは、全氏族の下層階級に、数百万の信者を持っているとのこと。
また、触れられていませんが、クラウドコブラは、スモークジャガーがマングース氏族を吸収した際に、マングースのブラッドライトを多数獲得しています。
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TRO:3050Uのジャベリンの「著名な戦士」に気になったところがあったので、抜き出してみました。
リコ・リ曹長……ツイてない傭兵であったリコは、ツイてない傭兵団であるウィルソン軽機兵隊にいた。フレッチャーでのブレイク軍との激戦を生き残った彼は、第8シルティス機兵連隊からの誘いを受け、入隊した。
ティモシー"ティト"・ブレン……かつて連邦共和国軍の中尉だったブレンは、ゲレイロ作戦時にメックごと軍から脱走し、以降15年間近く小貴族の用心棒などをして過ごした。その後、彼は辺境のカルデロン保護領に流れ着き、第2タウラスプライドの中隊長を務めている。
何が言いたいかというと、この二人とも、傭兵から王家軍に転じているということです。こういう例はけっこうあるようで、ハウスブックマーリックによると、オリエント機兵連隊第2旅団、第11アトリアン竜機兵団の指揮官(大佐)が、元傭兵なのだとか。
現代の軍隊では、外国人の傭兵が正式な士官になるなど考えられませんが、王家軍は私兵部隊なので感覚が違うようです。
2008/06/19
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クラウドコブラ氏族」
宗教氏族のクラウドコブラについて。
最初はノヴァキャットやゴリアテスコーピオンのような個性派氏族(もしくはイロモノ)のイメージを持っていたのですが、実際に文章を読んでみると、意外と政治的で油断のならない連中とわかりました。ただし軍事的、勢力的にはたいした力を持っていないようです(戦艦がやや多い程度)。
この文章だけでは、クラウドコブラのユニークさが伝わらないと思うので、今後、各クロイスターの解説などを追加しようと思います。
2008/06/13
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ミルスペック」
「装甲車両:軍隊の戦力」を追加しました。
2008/06/10
2008/06/05
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ブラックオーメン」
コンテンツを独立。3067年、3071年のデータを追加しました。
小規模、独立心旺盛、抜け目がないということで、ブラックオーメンは個人的に好きな傭兵部隊のひとつです。
ゴーストベア戦争の際に、氏族製降下船を捕獲するという戦果を上げていますが、二隻ある降下船のうちどちらかを売って、装備の充実にあてたらいいと思いました(現在のアップグレード率、わずかに40%)。
2008/05/29
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ミルスペック」
ウォーハンマーを追加しました。
2008/05/25
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
SITREP: Armed Forces of the Federated Suns
SITREP: Word of Blake Militia
を追加しました。
キャンペーン終了後に掲載された文章です(結果はぼかしてありますが)。
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BattleBlog - Tactical Operations: “Yeah, We’ve Got A Rule For That”
"Strategic Operations"、"Interstellar Operations"という上級ルールブックが出るそうです。
それぞれ
"Tactical Operations" 惑星上、数時間単位の戦闘
"Strategic Operations" ひとつの太陽系、数週間単位の戦闘(戦艦、宇宙ステーション含む、BATTLEFORCE付)
"Interstellar Operations" 多数の太陽系、数ヶ月単位の戦闘(王家、氏族長)
を扱ったものになるとのこと。
2008/05/21
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ミルスペック」
アーチャーを追加しました。
シュタイナー製のアーチャーは、ライトエンジンやエンドースティール(6S)、ヘビーフェロファイバー(7S)を使用していますが、浮いた分の重量をストリークSRM2に回しているだけなので、魅力に欠ける感じです。一方で優秀なのが、マーリック製、正統派アップグレードの4Mや、バランスの良い8Mでしょう。
2008/05/18
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テクニカルリードアウト:3075」
新商品のプレビューから、恒星連邦の旧型メック、ハンマーハンズです。ウォーハンマーに敗北して消えたという設定ですが、かっちりした設計で、実際にゲームで運用すると強いと思われます。特に近距離での火力は相当なものでしょう(機動力が低いので近づけるかどうかわかりませんが)。
2008/05/11
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ミルスペック」
ウォーハンマーIICを追加しました。
氏族メックによく搭載されている「ハイパーアサルトガウスライフル(HAG)」は、射程の長いショットガン的な(?)兵器です。攻撃が命中したら、長射程ミサイルのように命中本数表を振って、5点ごとに命中箇所を決めます。この時、長距離だと判定にペナルティが、近距離だとボーナスがあります。
2008/05/06
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
3073年1月9日を追加しました。キャンペーンイベントの開始前に掲載されていたのがここまでです。
ついでに、LGN-2D(LGN-2X)リージョネアのデータを付記。足の速さを活かして敵の背後に回り込み、背面からロータリーオートキャノンで全開射撃というのが定番の戦術だそうです。
2008/05/03
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ミルスペック」
フェニックスホークIICを追加しました。強襲級仕様のフェニックスホークといいますか、機動力と引き替えに火力を失ったチャージャー的な氏族製バトルメックです(新型は火力があると書かれていますが別にそうでもないような)。
ところで、ミルスペックによく登場する「ジミー探偵局(ジミーD)」とはいったい何なのか、これまでわからなかったのですが、ようやく正体がわかりました。イリアン社幹部の要請によって生まれた傭兵部隊、Mercenaries Supplemental Update 初出のダンテ探偵局(Dante’s Detectives)です。
指揮官のジミー・ダンテは元私立探偵。隊員の多くが、元警察官やイリアンの警備隊出身者と、優れた捜査、調査能力に特徴があります。装備はセルコー・レンジャー、セキュリティメックなど、警察、警備用がメイン(バトルメックは1個小隊のみ)。
傭兵好きを自称しておいて、こんな面白い部隊を見逃していたのは恥ずかしい限りです。ちなみに部隊の使っているトランプ級航宙艦の艦名は〈ネロ・ウルフ〉だそうです。
2008/04/29
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
3072年12月18日を追加しました。
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Technical Readout: 3075
目次とハンマーハンズ(恒星連邦製バトルメック)のプレビューが公開されています。
目次を見ると、ダークエイジで登場したユニット(ジュピター、リージョネアなど)、パワーアーマー、ポケット戦艦、〈戦争の時代〉の旧型兵器等々、内容は盛りだくさんです。セレスティアルシリーズやサルベージメックのような、他ソースブックからの再掲載もあります。
2008/04/24
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ミルスペック」
記事「傭兵を取り巻く厳しい環境」を追加しました。
2008/04/21
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
3072年12月10日を追加しました。
文中の第5連邦共和国RCT(5th FedCom)は、内戦中に核兵器を使用し、逃亡したお尋ね者部隊(元カトリーナ派)です。この核兵器は連邦=共和国が隠し持っていたもので、隠し場所を知らせてきたのは、ニューアヴァロン上層部以上の「何者か」でした。5th FedComとしても使用したくはなかったのですが、戦況不利だったので仕方なく、といった形です。部隊壊滅後、生存者が残った核兵器をもって逃亡しています。
2008/04/19
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テクニカルリードアウト:3039」
ヴァルカンを追加しました。
文章内容的には旧TROと同じですが、「著名なメック戦士」のその後が付け加えられています。
2008/04/12
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
3072年8月3日を追加しました。
英語の口語における固有名詞の略し方、変化が興味深いです。
・センチュリオン → セニー
・カペラ → キャピー
・WOB → ウービーズ(Wobbies)
などなど。
2008/04/06
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
3071年4月28日を追加しました。
久しぶりに、NAISの技術者ロバート・ドゥセット側の日誌です。
2008/03/31
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ミルスペック」
記事「指名手配:グロリア・ゲートクラッシャーズ」を追加しました。
2008/03/26
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ブラックソーン」
ブラックソーン 3067を追加しました。
「支援」の項目に、ユニオン級の戦闘機ベイを改装して、メック三機を載せているとの記述がありますが、これはおそらく単なる貨物として載せているのでしょう(正規のメックベイにするとトン数が足りませんから)。
2008/03/19
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
3070年3月4日を追加しました。
ザッカー司教の日記を読んでいると、WOB側の苦しい台所事情がわかってしまい、ネタバレ的であるというか、聖戦の恐怖と神秘性が薄れてしまいますね。
2008/03/15
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ブルー・スター・イレギュラーズ」
3067年の第21辺境世界連隊を追加しました。
2008/03/09
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テクニカルリードアウト:3039」
パイク支援車両を追加しました。
AC2×3門と火力の弱い戦車ですが、集団で投入するという運用法があるようです(まさに槍ぶすまのイメージ)。
2008/03/02
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
3069年3月27日を追加。
ニューアヴァロンに対する攻勢の第二波の模様です。ダヴィオン軍はゲリラ戦を展開。ワード・オブ・ブレイク側は軌道上に戦艦二隻を配置して惑星を封鎖し、地表への爆撃を行っています。
2008/02/26
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ミルスペック」
記事「ファルコン、同盟と争わず」を追加しました。
記事に登場するクイン・ケレンスキーは、TRO:3050Uでソアの「著名なパイロット」として紹介されている人物です。名字(ブラッドネーム)を見てわかる通り、ウルフ氏族出身なのですが、当人を目標にした神判により、ジェイドファルコン氏族のメック戦士となりました。今では積極的に出身氏族を攻撃し、ウルフが保有する彼女自身の遺伝子遺産(genetic legacy)を求めているとのことです。
記事内で、ウルフの戦士がセーフコン(safcon、交戦無しに上陸を許可する儀式)を求めていますが、これはヘジラ(hegira、名誉ある撤退)の間違いかもしれません。
2008/02/24
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テクニカルリードアウト:3039」
THE-S ソーンを追加しました。
重量のわりに火力が強いメックです(20t級最強機かもしれません)。
2008/02/17
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その他 傭兵部隊」
第4タウ・ケチ・レンジャー部隊の情報(3059年時点)を増補しました。レンジャー部隊は、中心領域でもトップランク(A*)の傭兵団だったのですが、この記述の直後にリャオ首相のオファーを受け、カペラ正規軍となっています。
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Announcing Technical Readout: 3075
聖戦期のバトルメック、バトルアーマー、支援車両、降下船などを紹介したTRO:3075が出るそうです。これまで小説等に名前だけ登場していた機体のテクニカルリードアウトも掲載されるとのこと。
2008/02/13
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
3068年1月3日を追加しました。
WOB側の目で描かれた、ニューアヴァロン奇襲の様子です。
2008/02/08
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テクニカルリードアウト:3039」
TRO:3039から、気圏戦闘機のトランスグレッサー。
文中に登場している傭兵ヘルズブラックエースは、リャオ家から逃亡した元正規部隊で、その後、カペラに戻っています。
2008/02/01
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エース・ダーウィン鞭打隊」
3067年の情報を追加しました。
アウステルリッツの交戦は、光景が想像出来るというか、そのまま短編小説、アニメ、ドラマの一話に出来そうな感じですね。いかにも小規模な傭兵部隊の戦闘らしくておもしろいです。
2008/01/26
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
3067年9月3日を追加しました。
前半の日記は連邦共和国内戦直後のもの。後半は聖戦開始直前のものです。
これを読むに、ワード・オブ・ブレイクは、各勢力の対立をあおって、戦乱で疲弊したところに「光」をもたらすという、旧コムスター式の陰謀をたくらんでいた(少なくともオプションのひとつだった)ようです。
2008/01/21
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ミルスペック」
ブレイク型のクルセイダーを追加しました。
ライトフェロファイバー装甲は、通常のフェロファイバーより装備欄を圧迫しないかわりに、防護点のボーナスが少ないというものです。
2008/01/17
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アイル・オブ・ザ・ブレスド」
22 Jan 3041: Precentor Zucker's Log を追加。
ブレイク側のメック戦士の日記です。書いているのは、ポップス(センチュリオン・テストパイロット)の息子、ザッカー司教。今回の日記は、聖戦より前のものです。
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Product Technical Readout 3039 - Catalyst Game Lab's Official Classic Battletech Website
ヴァルカンなどのプレビューが追加されています。文章は旧TRO:3025とあまり違いがありません。
ヴァルカンの「著名なメック戦士」リチャード・ティムスは、3025年(TRO:3025)の時点で、不治の病に冒されていたのですが、グレイデス・メモリーコアから得られた医療情報のおかげで、見事に回復したそうです。
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News and Announcements
Blake Ascending: A Jihad Compilation という、Dawn of the Jihad と Jihad Hot Spots: 3070 を再編集したような聖戦関連のソースブックが出るとのこと。
2008/01/12
2000/01/08
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ミルスペック」
ロビンソン改修型の OTL-8D オストソル を追加。
第一次継承権戦争で工場が破壊されて以来、オストソルは再生産されておらず、旧型の改修機しかないようです。
2008/01/04
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ミルスペック」
マローダーIICを追加しました。IIC5が装備している対人ガウスライフルは、ERマシンガン的な小型兵器(歩兵に2d6ダメージ)です。
ちなみに、マローダーIICと名前が似ているバトルメックに、「マローダーII C」というのがあって、これはウルフ竜機兵団がアウトリーチで生産していたマローダーIIの氏族技術使用型です。
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