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作成:2010/01/05
更新:2010/01/12

至高の正義作戦 Operation: “Sovereign Justice”



 聖戦が始まった直後、ニューアヴァロンがワード・オブ・ブレイクに包囲されていたまさにその時、恒星連邦カペラ境界域のハセク公爵はきわめて奇妙な行動に出ました。ブレイク派を攻撃するのではなく、カペラ大連邦国領土への侵攻を開始したのです。
 ハセク公爵の政治的な意図はわかっていません。しかし、その戦略は明白なもので、カイ・アラード=リャオを利用してリャオ家に奪還された聖アイヴス共和区を取り込み、また聖アイヴス周辺のリャオ惑星を取り囲むように攻略するというものでした。
 この作戦の主力になったのは、ハセク家麾下のシルティス機兵連隊、そして連邦共和国内戦でハセク公爵の手足となった大規模傭兵部隊、カニンガム奇襲部隊とアイリシアン槍機兵隊などです
 結局のところ、この3年におよぶ戦いで得られたものはありませんでした。それどころか、貴重な戦力と時間を浪費し、ワード・オブ・ブレイクを利するだけの結果に終わっています。






「至高の正義」作戦
 恒星連邦カペラ境界域によるカペラ大連邦国への強襲
指揮官:ジョージ・ハセク公爵
日付:3068年6月25日からおよそ3068年10月3日(公式の停戦:3070年4月)
分析担当:マーティン・ジェイコブズ(歴史アナリスト)、HTE恒星連邦マーケティング部門




前兆

 今にして思えば、聖アイヴスからカイ・アラード=リャオ男爵が消えたのは、カペラ境界域のハセク公爵によるカペラ大連邦国への最初の一撃だった(もちろん、現在の我らは、誘拐犯が賞金稼ぎであったことを知っている)。カイ・アラード=リャオ男爵はニューシルティスで「保護拘置」され、聖アイヴス共和国に対するプロパガンダに使われたことが推測され得る。男爵の飛び抜けた技量を考えると、これが公爵の差し迫った攻撃に対する最大の障害のひとつを――血を流すことなく――排除する方法だったと見なせるかもしれない。



第一波(3068年6月)

 この侵攻が恒星連邦政府の許可によるものかどうかは、議論の種になっている。我々が知っていることは、最初の攻撃が三本の異なる「先端」で行われたことだ。リー回廊、キタリー戦線、ジーラン枢軸である。

 リー回廊は、第1シルティス機兵連隊、第20アヴァロン装甲機兵隊が、アレスの第4マッカロン装甲機兵団(MAC)を倒した一方、コーサコフ・コサック機兵隊と第1ケストレル擲弾連隊がネクロモの第2カペラ予備機兵隊(CRC)を叩くことで始まった。カペラの損害は大きく、MACは三週間の戦いの後、戦力の半数を失った。第2CRCは一週間持ちこたえた後、MAC以上が作戦不能となった。

 キタリー戦線はゲイ=フへの準備された強襲で始まり、第1恒星連邦槍機兵隊、第1キタリー国境守備隊は第3カペラ防衛軍(CDF)を相手にほとんど損害を被らなかった。初期の報告によると、大規模な爆撃でカペラの基地が倒壊したとされていたが、確認済みの報告はそれとは違うことを示しており、第3CDFがしばしの間、断固とした抵抗を続けたことがわかっている。

 ジーラン枢軸はここまでで最大の防衛に直面した。ハスティングで第1カニンガム奇襲部隊と第6シルティス機兵連隊が、レンシールド竜機兵団の猛烈な抵抗に遭遇したのである(さほど大きくない損害を負った竜機兵団は一ヶ月以内に退却した)。センダラーにおいては、サン=シール装甲軽機兵隊が第9アイリシアン特戦隊、それを支援する傭兵との戦いを引き延ばした。4週間後、第二波が始まる前に、世界の一部が平定されただけだった。

 これら三つの主攻勢に加え、CCAFを不安定にするため、チンタオ、リャオ、ニンポー、アルデバラン、ジョナサン、フーナンへの襲撃が行われた。これら襲撃における恒星連邦唯一の重大な損害は、第8シルティス機兵連隊の大隊が惑星リャオに向かっていた時に、降下船の爆発で失われたことだった。



第二波(3068年7月)

 第二波において、リー回廊軍は前身を続け、装甲機兵隊はミナコラを抑え(戦果にはカペラ傭兵が守っていたトップシークレットのマイアマー試験施設が含まれていた)、擲弾連隊はニューサガンを奪い、第5南十字星はカプリコンIIIを確保した。チンタオもまた陥落した……襲撃が全面的な侵攻に変わったのである。攻撃側のAFFS部隊は大きな物質的損失を被らずに、CCAFの惑星市民軍を無効化したが、多くの場合で過度の民間被害が発生したのだった。

 同時期、キタリー戦線は進み続け、リリボウ、オバートンを取るに足らない損失で奪取した。だが、第1連邦共和国がオバートンに移動すると、戦力の残っていた第3CDFがゲイ=フで再起し、この世界を確保し続けるために、数個傭兵団――カニンガム奇襲部隊とアイリシアン槍機兵隊が中心――が必要となったのである。[奇妙なことにニュースは誤って第3CDFを第3CRCと報道した。彼らはずっとホロウェイにいたのである。-MK]

 ジーラン枢軸の攻勢は容易にふたつの世界、プルヴォ、カーメンを奪取した。またも侵攻軍の損失はわずかなものだった。

 コアワード国境への襲撃は、リャオ、アルデバラン、ジョナサン、フーナンへの強襲に変わった。ニンポーでは、アルカディアンズ(恒星連邦方傭兵隊)が甚大な損失を受けて退却した。



第三波(3068年8月)

 リー回廊沿いでは、アルダーテインが第5南十字星部隊を前にあっさり陥落した。だが、兵士たちは民衆からよく思われず、破壊活動と補給の問題でいくらかの損失を出した。

 同じくグラスゴー、イマルダ、ニューウェスティンがキタリー戦線で簡単に落ちた。だが、第4アイリシアン槍機兵隊がへクサエアに惑星降下した翌日、(ハスティングから撤退した)レンシールド竜機兵団がたどり着いたのである。両陣営ともに深刻な損失を出し、かなりの権力基盤を獲得し、戒厳令下で世界は分割された。

 ジーラン枢軸沿いでは、ホムステッドがすぐに陥落し、その一方、ジーファン軍団がデンバーを叩き、暴動鎮圧任務が大失敗した時にいくつかの戦争犯罪に関与したのだった。チンタオは恒星連邦の占領に抵抗し続け、占領軍である第59アイリシアン打撃連隊に損害を与えるため、フォン擲弾兵隊が到着した。

 8月の終わり、AFFSは全三攻勢の数個部隊に対する素早い再補給を実行した。これによって、カペラ境界域の主要航路から相当数の商用航宙艦が奪い取られ、物価と輸送費が跳ね上がったのである。企業コングロマリット数社がハセク公爵に抗議を行ったが、無駄に終わった。企業の損失は大きいものでなかったが、カペラの戦争地帯で民間の航宙艦が目標になるかもしれないことを恐れたのだ。



第四波(3068年10月)

 リー回廊の戦役は第四派で再開され、第20アヴァロン装甲機兵隊と第1ケストレル擲弾連隊が素早くレンダーとノーリターンを落とした。レンダーでは暴動鎮圧が手に負えなくなって、特に首都のビジネス地区で深刻な民間被害が発生した。

 同じ頃、ジーラン枢軸はハウスカールに到達し、シーアンを手に届く位置においた。イマルダでは、デスコマンド、第5CRCによる逆襲が第21アイリシアン特戦隊を叩き、膨大な損害を引き起こして、短期のゲリラ戦の後、傭兵は退却せざるを得なくなった。キタリー戦線は第四波で進まなかったが、その代わり、惑星カペラへの攻撃に備えて援軍を受け取った。

 国境への強襲は両陣営の出血を招き続け、リャオとアルデバランでは膨大な装備、人員の損害が出た。第1恒星連邦装甲機兵団は50パーセント近い物的損害を被り、ハロランVに退却した。



シーアン上空

 シーアンへの軌道爆撃がこの戦争のターニングポイントになった。しかしながら、大連邦国首都への攻撃を行ったのが誰なのかは不明なままである。データ分析は現時点で結論が出ていない……なぜなら情報の多くはカペラから来たものであり、彼らは我らの情報員たちとデータを共有したがらないからだ。

 フォビドゥン・シティ(紫禁城)への軌道攻撃はAFFSの犯行という可能性があるが、AFFSの艦隊がシーアンからジャンプ2回のところにいたというデータ分析は存在していない。加えて、表に出ている乏しい報告によると、損害の状況がダヴィオン海軍艦の装備する兵器とは食い違っているのである。

 さらに可能性が低いのは、攻撃がCCAFの海軍によるものだということである。この世界には、少なくとも一隻のフェン=ホアン級が配備されていた。しかしながら、この戦艦は、攻撃があったそのとき、星系の天底ジャンプポイントの近くにいたと宇宙管制の記録に残っている(これはこの船が攻撃を妨害できなかったことの一部説明になっている)。だが、たとえ技術的に可能であっても、王家の指導者がこのような破壊的な命令を出すと考えるのは、心胆を寒からしめるものである。特にサン=ツーは、近年のどの首相より人民のことを気にかける人物なのである。

 これより遙かにわかりやすい結論は、ワード・オブ・ブレイクが攻撃を実行したということである。今回もまた、知られている船は同時刻この星系にいなかったのだが、我々が入手した艦隊の交通宇宙管制によると、攻撃の直前、その時刻の前後に変則的な反応が記録されているのである。その時、少なくとも1隻のブレイク艦がシーアンからジャンプ一回のところにおり、よってこの仮説は最もありえそうなものと考えられている。これが大連邦国の公式見解である。

 一方で、この攻撃の結果については議論の余地はない。事態を見守っていた聖アイヴス共和区が、いまではハセク公爵が唯一の解放者――アラード=リャオ男爵――を虜囚としていると見て(恒星連邦のプロパガンダは反対のことをいっていたが)、シーアン強襲から数日以内に大規模な逆襲が始まると、カペラの軍指導者、タロン・ザーンを支援したのである。

 シーアン攻撃の後、ハセク公爵軍によるさらなる攻撃はなかったが、カペラの逆襲が始まった時、そうする可能性は残されていた。








「サンダーストライク」作戦
 至高の正義作戦に対するカペラ大連邦国の逆襲
指揮官:タロン・ザーン戦略調整官
日付:3068年10月8日からおよそ3070年4月1日(公式の停戦:3070年4月)
分析担当:マーティン・ジェイコブズ(歴史アナリスト)、HTE恒星連邦マーケティング部門




触媒

 シーアンへの軌道爆撃――当初はAFFSによるものと思われていた――は、大連邦国の首相と聖アイヴス女公を犠牲にしたものと見えた。この攻撃は新たに占領された惑星に反ダヴィオン感情という爆風をもたらした。ここには、ハセクの「解放」戦役をフェンスの向こうから見守っていた聖アイヴス人民が含まれていたのである。首相が死んだとされるなか、側近の軍指揮官であるタロン・ザーン軍事戦略調整官が逆襲の指揮をとった。



第一波(3068年10月)

 事前によく計画を練ったものと思われるCCAFの逆襲は3個の支隊で始まり、ほぼ同時に目標を攻撃した。アレス、アルダーテイン、レンダー、ノーリターンが10月10日に叩かれ、最も激しい戦いとなったのはアレスだった。元々はハセク派だったブラックウィンド槍機兵隊と第4MACがシルティス機兵連隊をほぼ抹殺しかけたのである(85パーセント以上の戦力的損失)。

 2番目の支隊はオバートン、グラスゴー、ニューウェスティンを叩いた。ニューウェスティンでは「裏切り者」のジーファン軍団が圧倒され、デスコマンドと第5CRCにすぐさま殲滅された一方、オバートン争奪戦は第15ドラコンと武家イジョーリの犠牲により恒星連邦兵を追い出すことが出来たのだった。3番目の支隊は、ホムステッド、ハウスカール、リャオ、ハロランVを叩いた。ネクロモでは、AFFSの傭兵(コーサコフ・コサック機兵隊)が第2CRCに重い損害を与え、逆襲は失敗した。



第二波(3068年10月〜11月)

 第一波の攻撃は、大連邦国が軍を再編する時間を稼ぐための遅延戦術に過ぎないことが判明した。3個タスクフォース(TF)が結成され、第一波に参加した数部隊を吸収し、10月20日に攻撃が始まった。

 TFシェン・ルンの、ダイ・ダ・チ家、第2MAC、デスコマンド第3大隊がアルマックに振り下ろされた。

 TFライトホースの、第1、第2聖アイヴス槍機兵隊、第3MACが聖アイヴス宙域に突入し、ノーリターン、テン、セントアイヴスを叩いた。

 TFヴェンジャンスは第1MAC、保護領防衛軍、キングストンVCRで構成されていた。この部隊はメンケ、ヴィクトリア、ザンジバルからリムワードに移動した。

 第二波が始まると、第一波の攻撃はAFFSの退却を妨害した。補給の問題により、侵攻軍はCCAFの逆襲が始まるまでに戦力を完全に回復できていなかった。そこそこの損害で撤退できた恒星連邦部隊は一部のみで、第20アヴァロン装甲機兵隊はレンダー、ベテルから撤退した時には、1個中隊にまで減少していた。

 年末までに、TFシェン・ルンはヴァレクサに押し入り、ヴァレクサCMMを殲滅した。同時期、TFライトホースは7週間の熾烈な戦いで聖アイヴスを奪還し、第3MACはタリンを確保した。

 この局面で特筆すべき出来事は、キタリーが陥落したことである――CCAF軍でなく、ワード・オブ・ブレイクによって。キタリーは通信断絶していたので、重要な補給地点が断ち切られたとAFFSが気づくまで数ヶ月を要したのだった。



第三波(3069年1月〜2月)

 セントアイヴス、ネクロモ、ウォーロックは3069年2月までに平定された。第三波でもっとも劇的な戦いは、カペラの戦艦が軌道爆撃によって、ネクロモの残ったコーサコフ・コサック機兵隊を抹殺したことだった。

 同時期、TFシェン・ルンはアシュカムを攻撃し、AFFSの大半がいなくなっていたことから、小規模な抵抗に遭遇しただけだった。一方、TFライトホースはハッパイアルヴィとハンドネールを奪い、第2槍機兵隊が相当の損失を被った。

 ヴェンジャンス隊はフレーザーとメンドハムに移動し、援軍のルーサン家と第3CRCがマナパイアを攻撃した。第三波では、ヴェルロとブロムヘッドへの襲撃が行われた。前線沿いでのカペラの攻撃と同じように、攻撃軍は惑星を確保することはなく、ただ地元の防衛を混乱させるだけにとどめた。

 第三波の最後に、カペラはさらに前進し、TFライトホースがセーフポートを叩いて、TFヴェンジャンスはヴィクトリーズ、グレントワース、ロブスタートを奪い取った。追加のCCAF軍がシーダー、スピカを叩き、大連邦国中枢部からの援軍がオーキャラ、ジョンザツク、リー、キャマルを確保した。

 あまりに多くの世界が襲われ、またキタリーが失われたことで、事実上、補給線が締め上げられると、ハセク公爵は大連邦国を攻撃していた部隊を呼び戻した。素早く防衛戦略に移ったAFFSは、カペラ=ブレイクの協調した逆侵攻に見えるものを退けるべく奮闘した。その最終目標はニューシルティスであった。



第四波(3069年5月〜6月)

 5月、TFシェン・ルンはダヴィオン宙域を突き進み続け、カシルに激しい強襲を仕掛け、造船所に酷い損害を与え(造船所の稼働率は10%に落ち、次の数年間、最大でも数パーセントずつしか向上しなかった)、第8ドネガル防衛軍を一掃した。だが、ダイ・ダ・チ家はこの強襲の最中に壊滅的な損害を被った。6月、このタスクフォースはニューシルティスに向けた「蛙跳び」戦役を開始し、シュタインズフォーリー、カーマックス、ワッピンガー、カンバーランドを占領することなく叩き、ホブソンで再結集を行った。

 TFライトホースはジャイプールとバクームで激戦を展開し、ジャイプールの第12ヴェガ特戦隊ガンマ連隊に90パーセントの物質的損害を与え、バクームでは第3MACが上陸する前に、護衛の戦艦が宇宙港とバッチ市の半分を跡形もなく吹き飛ばした。その一方、TFヴェンジャンスはリッジブルックとマナドリーに移動した。激戦となったリッジブルックはヴェンジャンスの残り部隊が到着すると、8月に陥落した。



第五波(3069年9月〜12月)

 サンダーストライクの最後になった第五波で、ハロランVは再びCCAFに攻撃され、周囲にいた部隊を足止めした。この「北部戦線」攻撃は、もちろん単なる陽動であり、タスクフォース・シェン・ルンとヴェンジャンスがニューシルティスに降下し、そこに集まった6個AFFS連隊――第6シルティス機兵連隊、シルティスCMM、第3ケチ戦闘部隊、第6ドネガル防衛軍、ヴァンガード軍団、ボーディン・ヴィンディケイターズを攻撃した。その間、TFライトホースはタイゲタを攻撃し、打ちのめされた防衛隊をニューシルティスに撤退させた。

 10月、ライトホースはタイゲタのAFFSを追ってニューシルティスに到着し、侵攻したCCAF軍を増強した。傭兵部隊メデューサンズ(恒星連邦方)の到着により、カペラ海軍の戦艦〈チェジアン〉が排除され、カペラの軌道支援が事実上無力化した。

 ニューシルティスの戦いは激しく悲惨なものとなり、数ヶ月の戦闘で、大規模な工業、商業地域が破壊され、少なくとも3つの中規模都市が荒廃した。インフラへのダメージにより、惑星の経済は数年におよぶ大々的な景気後退に陥ると見積もられた。軍事的には、第4ドネガルとニューシルティスCMMがほぼ壊滅し、第2聖アイヴス槍機兵隊とデスコマンド第3大隊も同じくそうなったのだった。



終結

 3070年の1月、カペラの首相が宮殿の廃墟から奇跡的に姿を現し、ハセク公爵に休戦を呼びかけ、ニューシルティスで続いていた撃ちあいは事実上終結した。しかしながら、この時点で休戦は受け入れられそうになく、CCAFは熾烈に戦う恒星連邦軍から身を守りながら戦闘退却を実行した。カペラが撤退すると、境界域の主星は荒廃し、不況の危機に瀕した。それはニューシルティスの戦いの直接的な影響のみならず、至高の正義作戦で著しく消耗した部隊の再建によるものであり、多数の商用航宙艦が失われたからであった。

 停戦にもかかわらず、国境線で散発的な戦闘は続き、3070年の3月にハセク公が暗殺されるまで、収まることはなかった。




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