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作成:2011/09/25
作成:2012/01/11

バー・ブラック・コブラ Burr's Black Cobras



 バー・ブラック・コブラは、星間連盟の系譜を引く傭兵部隊です。
 3057年のゲレイロ作戦までは、ブラックコブラ連隊と第789打撃連隊で、「クレーターコブラ」という部隊を形成していましたが、戦後、両連隊はたもとを分かち、別々の部隊として活動しています。








バー・ブラック・コブラ 3059

 バー・ブラック・コブラはクレーター・コブラ(傭兵隊)のブラックコブラ連隊の残存兵力から結成された。ナンキンで連隊がほぼ壊滅した悲劇の後でのことだ。

 自由世界同盟との契約下で、連隊は3057マーリック=リャオ攻勢のほとんどの期間を、チューリッヒでゲリラの相手をするのに費やした。だが、年末にかけて、ナンキンのスミッソン・チャイニーズ・バンディッツを援護するよう命令を受けたのである。リチャード・バー大佐と部下たちは、チューリッヒに別れを告げられるのを喜んでおり、惑星のゲリラたちが降下船の弾薬庫に破壊工作を施したことには気づいていなかった。ゲリラは気圧の変化に反応する起爆装置を使ったようだ。ナンキンの宇宙港まで後少しというところで、コブラの降下船4隻が爆発したのである。船のうち3隻は、搭乗していた人員、物資ごと破壊された。1隻はなんとか着陸した。元のブラックコブラ連隊のうち、ぼろぼろになった2個中隊だけがなんとか生き残ったのだった。

 戦闘外での損失と見なされたため、トーマス・マーリックはクレーター・コブラへの損害補償を拒否した。怒り狂ったバーと生き残った兵士たちは、クレーター・コブラを離脱して、アウトリーチに向かい、現在再建中である。ブラックコブラの低い竜機兵団評価値は、輸送能力とテックを失ったことからきている。

 ブラックコブラは伝統的な黒と黄の配色を使い続けている。部隊の記章は、黄色地に立ち上がる黒いコブラである。バトルメックの背中と右足に塗装される。

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士官
 ナンキンの災厄後、バー大佐はトーマス・マリックに対する深い憎しみを募らせ、部隊を元の戦力に戻すことに全身全霊を注いでいる。だが、部下たちは逃げることなく、コブラを再建するため二倍の力を出している。

 すべてのコブラ隊員がバーの夢想を共有しているわけではない。事実、ヴェノム航空中隊のタイラー・ヒュース大尉はコブラの航空隊に部隊からの離脱を呼びかけている。だが、航空大隊指揮官ガフルフ中佐は固くバーを支持している。

戦術
 通常、コブラは高速メックで側面攻撃を行い、それから敵が側面の攻撃に対処するために方向展開したところで強襲級メックを投入する。また、バーは中量級メックを二波、三波にわたって順々に投入する。一波の後で二波が続き、次に両者がすり抜けるように敵陣地の後方に回りこむ。たいてい正面からの強襲級マシンの攻撃が敵を混乱させ、よってその後の三波が激しく攻撃可能となり、多くの場合敵の側面を崩壊させる一方で、一波と二波が後方を脅かす。

支援
 ブラックコブラはすべての降下船をナンキンで失い、航宙艦は所有していない。彼らの技術基盤はそれなりに良い物である。損害で損失を出し、またクレーターコブラから離れたくなかった技術者がいたことから、ブラックコブラの技術支援は40パーセント超とされている。

バー・ブラック・コブラ
大隊/一般兵/疑問
指揮官/第1中隊:リチャード・バー大佐
第2中隊:ジョニー・スウィフト=イーグル少佐
第3中隊:ヘレン・シャッペル少佐
 ブラックコブラは、1個中/重中隊、1個強襲中隊からなる。部隊が好む中量級メックは軽火器を積んだ高速マシンである。コブラのアップグレードは20パーセントのみである。第3中隊を立ち上げるために、若干の先進技術を他傭兵部隊に売らねばならなかったからだ。しかしながら、追加のメックを購入する資金を集められたら、独立指揮小隊を加える予定である。

コブラ・フッド
強化航空大隊/古参兵/疑問
副指揮官/航空指揮官:ピエトール・ガフルフ中佐
ヴェノム航空中隊:タイラー・ヒュース大尉
 コブラ・フッドは4個航空中隊からなる。フッド、ヴェノム、ファング、ストライク航空中隊である。ナンキンへの降下中、強化航空大隊の気圏戦闘機全24機が前衛として展開中だったために、彼らは災厄を生き延びた。戦闘機の平均重量は中量級で、特記すべきアップグレードはない。







バー・ブラック・コブラ 3067

 コブラの歴史は第一次継承権戦争初期に遡る。このとき、星間連盟正規軍のぼろぼろになっていた数個部隊が、ボールドウィン・コブラ重旅団を結成したのである。戦時中、彼らは間接砲に頼っていたことから、クレーター・メーカーと呼ばれることがよくあった。よってボールドウィンは旅団の名前をクレーターコブラに改名した。この傭兵隊は中心領域の各地で仕事をしたが、ドラコ連合だけは無視した。星間連盟が崩壊したのは、クリタ家に責任があると非難しているのだ。ブラックコブラ連隊は幾度となく連合と交戦し、第30ディーロン正規隊と二度戦って、二度目に殲滅した。第四時継承権戦争中、ブラックコブラと姉妹連隊の第789打撃連隊は、第5シルティス機兵連隊、第2スクリーミングイーグルスと共に、サーナ奪取に選ばれた。そこで彼らはマッカロン装甲機兵団の全連隊と直面した。救援が来るまでに、第5シルティス機兵連隊は死に、ブラックコブラは大損害を被った。戦後、クレーターコブラの両連隊は恒星連邦を離れ、自由世界連盟に向かい、二十年以上仕えて、何度か連邦共和国の襲撃と戦いすらした。ゲレイロ作戦の際、トーマス・マーリックはブラックコブラをナンキンに送り、この世界を平定しようとした。この任務は劇的に終了した……傭兵がナンキンに降りようとしたそのとき、ツァンシェン・ディ・グァンのテロリストたちが破壊工作を行ったようで、クレーターコブラの降下船3隻が破壊されたのである。この災厄を生き残ったのは2個中隊だけだった。

 ツァンシェン・ディ・グァンの攻撃は、戦闘外で起きたものとして、自由世界同盟が損失の補償を拒否すると、バーと生き残ったコブラはアウトリーチに向かい、4年かけて再結集と再訓練を行った。何回か短期任務を成功させた後、バーの部隊は確固たる評判を築いた。3065年、ブライアントを強襲し、ブライアント正規隊を撃破するため、ワード・オブ・ブレイクがブライアント亡命政府に変わって彼らを雇った。ブレイク軍とジェイコブ・ジャガーノーツの支援を受けたコブラの戦闘経験と連携した強襲は、不利を覆し、惑星首都の北側正規隊戦線を破ったのである。コブラは戦場での損失を残った正規隊のメックで補充し、これにより充分な予備を得た。さらに、ワード・オブ・ブレイクからの支払いとして、戦力の40パーセントにあたるアップグレードされたメックを地球から直接受け取った。

C

士官
 バー大佐は問題を抱えた男で、部隊を再建するために彼自身を駆り立てた。彼の野心はトーマス・マーリックに対する自制の利かない怒りによって支えられている。コブラへの情熱と、部下たちへの気配りに感銘を受けた隊員たちは、傭兵の指揮官たちがまず受けることのできない忠誠心を見せている。

戦術
 側面攻撃と逆襲がコブラの専門分野である。彼らは軽量級、中量級メックを使って敵を悩ませ、そちらに注目させる。そうすることで強襲部隊が敵を叩くことが可能となるのである。

支援
 ブライアント戦後、コブラは80パーセント超の新しい技術支援人員を得た。部隊はオーバーロード降下船1隻とユニオン降下船1隻を持っている。これはブライアント政府が所有を許可したものである。

バー・ブラック・コブラ
強化大隊/一般兵/疑問
指揮官:リチャード・バー大佐
 補佐:ダナ・バー大尉
フッド中隊:サミュエル・アダムス少佐
ストライク中隊:ジョニー・スウィフト=イーグル少佐
ファング中隊:ヘレン・シャッペル少佐
 ブラックコブラはメック大隊のみからなる。死んでいった戦友に敬意を払って、バーは中隊を壊滅した航空中隊群と同じものに改名した。フッド中隊は高速機動の中型メックを使っている。ストライク中隊は高速な軽メックからなり、ファング中隊は大隊の強襲部隊となっている。







バー・ブラック・コブラ 3071

 ブライアントの戦いから数ヵ月後、コブラはニューホームに移り、ここで新しい任務を受けた――訓練任務である。最初は失望したバー大佐は、コブラの戦力を上げるため、小規模な間接砲中隊と歩兵支援(ブレイクの訓練した兵士たち)を受け取ると、いくらか軟化した。2年間、ニューホームにいたコブラは、新しく作られた保護領市民軍と戦い訓練するための残虐な「仮想敵部隊」を作り上げた。

 3068年、状況は劇的に変化した。事前の警告なしに、傭兵は荷物をまとめてディーロンに向かうように言われた。彼らはワードによる進行中のディーロン強襲の援軍となる予定であった。連合を叩く好機と見たコブラはやる気を高めた(コブラはクレーターコブラの時代から竜を嫌っていた。星間連盟の崩壊にクリタに責任があると非難しているのである)。

 3068年6月12日、ディーロンに上陸したブラックコブラは素早く展開し、ディーヴァー市の塹壕に隠れていた第10ゴースト連隊に立ち向かった。コブラは絶え間ない12時間の砲撃で第10の陣地を叩き、都市を取り巻く大規模な郊外を瓦礫に変えた。一方、メック部隊はゆっくりとゴーストを包囲し、連合兵に降伏か戦場での死を強要しようとした。

 しかしながら、コブラは知らなかったのだが、ゴーストは砲撃のあいだ地下鉄を通っての脱出に成功していたのである。前の陣地からゆうに5キロメートル以上のところに現れた連合軍は、夜の闇と砲撃の煙を利用してコブラの側面に近づこうとした。バー大佐がゴーストの陣地(いまや第10の負傷者が乗る損傷を負ったメック数機しかなかった)への攻撃を宣言したとき、ゴーストはコブラの側面を打った。驚き、混乱したコブラは、それにもかかわらずその場を守り、必死に戦線を立てなおそうとした。しかし、混乱の間、バー大佐は戦死した。突進するノー=ダチが、彼のヴァンキッシャーのコクピットに一撃を加えたのである。

 リチャード・バーの娘、ダナ・バー大尉は降下船のアスプ、キングコブラまで後退するあいだ、生き残ったコブラを周囲に集めた。第10は最初追撃したが、ディーヴァー市の別のところでブレイク派の逆襲が始まったと聞くと戻っていった。ワードの後方に戻ったコブラは投票によってダナを新しい指揮官として選び、回復の過程を始めた。次の6ヶ月間、コブラはDCMSの部隊いくつかと交戦したが、最初のディーヴァー市の戦いほど激しいものはなかった。3068年末、ワードがついにディーロンの大半を確保するまでに、コブラは任務から解放され、ニューアースに移り、拡大する保護領市民軍のための教官役を続けた。コブラはディーロンでメック2個中隊分を失ったが、人員・装備の損失はワード・オブ・ブレイクによって補充された。

 ワードに雇われている他のすべての傭兵部隊と同じように、コブラはMRBCによって指名手配とされている。

竜機兵団評価値: 指名手配

ファング大隊
 3067年に完全な大隊にアップグレードされたファング大隊は、主に重・強襲級メックからなっている。その大半はクルセイダーやマローダーのようなヴィコア社製である。ダナ・バー大佐は父と同じ部下への情熱を持ち続けている……その結果、部隊の古参兵の大半は、リチャードの折り悪い死に際し、忠誠心を彼女に移した。バー大佐はたいていファングを予備とする。フッド大隊のより軽いメックとストライク中隊の砲兵は、ファングが最大の打撃を見舞える場所まで敵を動かすのである。

フッド大隊
 コブラの部隊で最も経験の浅いフッド大隊――3067年に今の規模にまでアップグレードされた――は、敵の側面を悩ませ、敵が転回して交戦せざるを得なくさせるために高速の軽メックと車両を使っている。彼らが敵を所定の位置に移動させるのに成功すると、フッドは立ち去って、到着したファングが集中砲撃を浴びせるに任せる。

ストライク中隊
 間接砲、弾薬輸送車、イエロージャケットVTOL2機、モスキートレーダー機、警備用数個歩兵小隊からなるストライク中隊は、前線で戦っている姿を見ることは稀である。トレボー・ホースト少佐は、元恒星連邦の砲兵士官で、ニューアースでの保護領市民軍との約2年間におよぶ訓練のおかげで、部隊のことを知り抜いている。戦いの満ち干きを知る彼のほぼ予知能力的なセンスによって、バーに呼ばれる前に壊滅的な打撃を見舞うことがよくある。しかしながら、ホーストは現在の任務に満足しているというわけではない。ワード・オブ・ブレイクの教義に心奪われているというよりは、保安部隊としての任務に不満なようだ













クレーターコブラ(第789打撃連隊) 3067

 クレーターコブラの歴史は、第一次継承権戦争の直前、崩壊した数個正規軍部隊が、ボールドウィン・コブラ重旅団を結成した時から始まる。第一次継承権戦争中、彼らは砲兵に頼っていたことから、「クレーター・メーカーズ」のあだ名を賜った。この名前はぴったりのものだったことから、部隊は公式にクレーターコブラの名前を採用した。

 第二次継承権戦争が勃発すると、コブラは自身が荒廃に巻き込まれ、かろうじて第789連隊とブラックコブラ連隊だけが完全な形で生き残った。戦後、弱体化した部隊は恒星連邦の仕事を引き受け、デネブ・カイトスに駐屯した。彼らの存在はクリタ諸連隊との数え切れない交戦によって知られるようになった。そんな連隊のひとつ――第30ディーロン正規隊――は、コブラとの血塗られた宿根を引き起こし、最終的にディーロン正規隊の完全な破壊で終了した。

 第四次継承権戦争中、両コブラ連隊は、第5シルティス機兵連隊、第2スクリーミングイーグルスと共にサーナ強襲に参加した。彼らはマッカロン装甲機兵団の全5個連隊による抵抗に遭遇し、両連隊共に交戦で悲惨な損害を被った。戦後、ブラックコブラと第789打撃は恒星連邦を離れ、自由世界同盟に20年間仕えた。契約の終わりに、彼らは二度の大きな損失を出した。ひとつはゲレイロ作戦でナンキンに送られ、多大な損害を受けたこと。もうひとつはLCCC(同盟中央司令部)がブラックコブラ連隊の再建強力を拒否して、彼らがバー・ブラック・コブラとして独立したことである。姉妹連隊への扱いとLCCCの傭兵全般への態度に怒った第789連隊は同盟の雇用を離れ、かつて仕事を受けたことのなかった王家に仕えた。ドラコ連合である。

 第789はブルドッグ作戦に参加し、第2ディーロン正規隊を支援して、ジャネットからアルベイロまでを一掃し、その過程でスモークジャガーの部隊いくつかを破壊した。3062年、ゴーストベアの侵攻の際、第789はリッチモンドの第5ベア正規隊への逆襲で第2アンティン軍団を支援し、正規隊を惑星から追い出す上で重要な役割を果たした。しかしながら、彼らの作戦行動は代償を伴うものであった――バトルメックの1/3と支援部隊のすべてが失われたのである。戦後、第789はワパコネタに駐屯し、再建のためDCMSから多大な援助を受けている。

竜機兵団評価値: A-

士官
 最初の指揮官、アレキサンダー・ボールドウィンの直系であるシェリー・トルドーは祖先のリーダーシップと戦術能力を受け付いている。コスネット、イグナコフスキー、ストライカー各少佐は、トルドーの元小隊員で、彼女が現在の地位に昇進させた。コブラ隊員の中には、えこひいきについて不平を言う者たちがいるが、それは鋭い人事だったのである。共に働いた数年の後、彼女は彼らに完全な信用と信頼を預けている。これまでのところ、協調して働く彼らの成功は、批判を黙らせるのを助けている。

戦術
 彼らは長年の経験から培った様々な戦術を持つ。彼らは決闘と同じくらい、一撃離脱戦術に長けている。彼らは注意深く訓練された拘束機動と離脱攻撃を使って、防衛陣地を強襲するのを専門としている。

支援
 この部隊は、連隊に必要な技術支援の100%を供給する。彼らは6隻のユニオン、2隻のオーバーロード降下船と、3隻のインベーダー級航宙艦を持つ。

クレーターコブラ(第789打撃連隊)
連隊/古参兵/疑問
指揮官:シェリー・トルドー大佐
副指揮官/アルファ大隊:グレン・アレン・コスネット少佐
ブラボー大隊:ダリアン・イグナコフスキー少佐
チャーリー大隊:タマラ・ストライカー少佐
 この連隊は先進技術とクリタ製オムニメック数機で70%のアップグレードを行い、ブルドッグ作戦とゴーストベア戦争で捕獲した1個中隊分の氏族メックを持つ。アルファ大隊は中量級、重量級、強襲級メックの3個混成中隊を展開する強襲部隊である。ブラボー、チャーリー大隊は、中量級、高速重量級メックを配備する打撃部隊となる。各大隊に付けられるのが、歴史を通して残されてきた1個間接砲部隊と、氏族メックで編成される1個指揮小隊である。この連隊は指揮中隊も配備し、ここには氏族バトルメックの1個小隊が含まれる。







クレーターコブラ 3071

 クレーターコブラはブルドッグ作戦に加わり、3062年のゴーストベア進行でも実戦に参加した。両方の紛争において、コブラは氏族と戦って持ち場を守り、第5ベア正規隊にリッチモンドからの撤退を強いる上で役割を果たした。その戦果にも関わらず、氏族相手の損害は大きいものだった。DCMSはコブラをワパコネタに配置し、彼らの回復を助けることによって、傭兵の頑強な戦いざまに報いた。

 聖戦が始まり、連合中に突如として反傭兵感情が広まったのに伴い、クレーターコブラはDCMSの雇用に残った数少ない大規模部隊のひとつとなった。1年以内に、ナーハル襲撃隊の離脱、カマチョ機士団の出国、ブレイク派の傭兵部隊多数への影響(それが本当であろうと単なる疑いであろうと)といったものが、龍に残った傭兵の生活をより困難なものとした。そしてそれはクレーターコブラも例外ではなかったのである。

 3069年後半、クレーターコブラはDCMSの指示で船に乗り、惑星外へ出て行った。報告によると、3070年の半ば、彼らはルシエンで目撃され、インペリアルシティ近くの抵抗軍に加わったとされている。だが、現時点で、コブラはブレイクと戦うどちらの陣営に忠誠を誓っているかは不明である。親ブラックドラゴン軍も、クリタ忠誠派も、ブレイクを撃つのとほぼ同じくらい互いに砲火を交えているからだ。

竜機兵団評価値: A

クレーターコブラ(第789打撃連隊)
 最新の報告によると、クレーターコブラの各中隊は先進技術をそれぞれの割合で装備しているが、指揮中隊が技術面では遙かに飛び抜けた状態にある。2個小隊がクリタ製のオムニメックで、1/3が回収された氏族マシンである。他の捕獲された氏族メックは、部隊中で見られ、よく大隊の指揮小隊として配備されている。

 コブラのアルファ大隊は連隊の強襲部隊の役割をつとめ、重量を持った装備の大多数がここにある。一方、ブラボーとチャーリー大隊は打撃部隊で、必要に応じて敵を足止めしたり、側面を打つ。歴史の通り、コブラは各大隊に砲兵部隊を維持し、敵を封じ込めるのに使用する。




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